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スキャナーの基本!解像度の選び方と注意点は?


『 スキャナの解像度の違いを比較して選んでみよう 』


前回の 『 プリンタの解像度の選び方と比較方法 』 では、ディスプレイの解像度との違いを中心に説明しましたが、今回はスキャナの解像度について見ていきましょう。( 最終更新:2015年10月 )


スキャナの解像度ってなに?


ディスプレイ と プリンタ の解像度の見分け方が違っていたのと同様に、スキャナの解像度の見方も少し異なります。簡単におさらいしてみましょう。

まずディスプレイの場合は、


どれくらいの解像度まで表示する能力があるのか


を数値で表していました。そのときの表記方法が 「 1920 x 1080 」 といったものでしたね。

一方、プリンタの場合は、


どれだけ綺麗に印刷できるのか


をドットの密度で表していました。「 9600 dpi x 2400 dpi 」 のように 「 dpi ( dots per inch ) 」 という単位で表記されていて、数字が大きければ大きいほど綺麗に印刷できるというものでした。

スキャナの解像度はというと、


どれだけ詳細に情報を取り込めるのか


を数値で表しています。ちなみに、これを


光学解像度


と言います。

光学解像度と言っても、基本的な考え方はプリンタのときと同じです。単位も同じ dpi を用いて表記され、ドットの密度で表しています。


では、スキャナの解像度がどのようなものなのかを、スキャナの働きを理解しながら見てみましょう。

スキャナの仕事は、コピー機のように文書や写真などを画像データとして取り込み、パソコンへ転送して保存できるようにするのが役目です。

読み取り装置を動かしながら書類などに光を当て、反射した光を読み取り、それを画像データとしてデジタル化します。この時、どれだけ細部まで丁寧に読み込めるのかを左右するのがスキャナの解像度です。

それでは、このスキャナの解像度の見方について具体的に見ていきましょう。


スキャナーの解像度の意味は?


実際に商品説明欄などを見ると 「 4800 x 4800 dpi 」 といった書かれ方をしていると思います。




これが意味するのは 「 主走査 x 副走査 」 です ( 走査 = Scan )。プリンタと同じように 「 横 x 縦 」 の関係と思ってもらって構いません。

わかりやすく説明すると、コピー機などは書類のデータを読み取るときに、ガラス板の端から端まで縦に光のラインが現れますよね。そして、そのラインがゆっくりと移動することでデータを取り込みます。この時の


  • 光のラインを 主走査
  • ラインが進む方向を 副走査


と考えるとわかりやすいと思います。

別の言い方をすると、センサーが並んでいる方向が主走査、センサーが進む方向が副走査となります。


主走査の数値はセンサーの性能を表していて、副走査の数値はセンサーが進むスピードを表しています。

主走査の数値が大きければ高性能のセンサーを搭載しているわけですから、高い解像度で取り込むときでも比較的短い時間で済みます。

しかし、主走査よりも副走査の数値が大きいスキャナの場合は、解像度を高めるのに速度を落としてゆっくりと取り込む方法を取っているため、読み込むのに時間がかかります。メーカーや製品にもよりますが、安価なスキャナにはこうしたタイプのものが見られます。

もし、あなたが高解像度で読み込むことを想定していて、読み込み時間も気にするのであれば、こうした点に注意して選ぶようにすると良いかもしれません。


 た だ し 、


スキャナを使うのに 4800 dpi のような高解像度を必要とすることは少ないと思います。なぜなら、容量が重くなってしまうだけで利益を享受できないからです。

わかりやすく言うと、先ほど書類や写真をスキャンして得られるのは画像データであると説明しました。

画像データは画素と呼ばれる小さな点の集まりで構成されているのですが、この点はひとつひとつに容量があります。この合計が画像全体の容量になるわけです。

高解像度になればなるほど、この点の数は増えるので容量も比例して増えてしまいます。画像の容量が大きすぎると、パソコンのハードディスクやメモリを圧迫してしまい処理速度も遅くなってしまいます。

そのため、写真等の画像データを取り込んで大きく引き伸ばすことがないのであれば、高解像度にあまりこだわる必要はないと思います。

では、スキャナで使われる解像度の一般的な目安が どれくらいなのかを以下に挙げてみます。


  • 文書 : 200 ~ 300 dpi
  • 写真 : 300 ~ 600 dpi
  • ネガフィルム : 1200 ~ 4800 dpi


こんな感じになっているので、このあたりも考慮して選んでみると良いかもしれません。


スキャナーの解像度と選び方の注意点についてはこんな感じです。

何をスキャンするかによって必要な解像度は変わってくるので、このことを踏まえた上で選んでみると良いかも知れません。

解像度について基本から理解したい方は、 『 ディスプレイの基本!解像度の選び方と注意点は? 』 から読まれると理解しやすいと思います。

参考にしてください。


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rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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