知らないと恥をかく一般常識の壁

労災保険の基本!通勤災害ってなに?!


『 労災保険の通勤災害について理解してみよう 』


仕事中に怪我や病気、あるいは死亡したりすると労災に認定されることがあります。

労災保険はいくつかの分類されますが、その一つに


通勤災害


と呼ばれるものがあります。

今回は、この通勤災害についてまとめます。( 最終更新:2014年10月 )


通勤災害ってなに?


通勤災害とは、従業員が通勤する際に怪我をしたり病気になったり、あるいは死亡した際に認定されるものです。

ただし、通勤中であればどんな状況でも認められるというわけではなく、いくつかの条件を満たしている必要がります。たとえば以下のようなものです。


  • 家と就業場所との間の往復であること

  • 就業場所から他の就業場所への移動であること

  • ホテルや病院などに宿泊し、そこから就業場所へ移動した際も、やむを得ない理由がある場合のみ通勤と認められます。しかし、飲み会で遅くなり終電を逃しホテルなどに宿泊した場合は認められません。

  • 転任で単身赴任となった場合は、家族が住んでいる家 A と一人で住んでいる家 B との間を移動したものも認められます。また同様のケースで、家 A が実家の場合も、親が要介護状態で従業員本人が介護している場合は認められるようです。( 就業場所と家 A との距離が片道 60 km 以上あることなど細かな条件あり )

  • 早めの出勤も就業と関連性があると判断される ( 始業・終業時刻の 2 時間以内であること )

  • 休日に職場へ忘れ物を取りに来るなどの行為は通勤とは認められません。

  • 休日に緊急に呼び出されて出勤した場合は、通勤災害ではなく業務災害になります。

  • 業務中でないこと ( 業務を開始するため、または終了後に行われる移動であること )。また、雇用主が用意した専用の交通機関 ( マイクロバスなど ) を利用して通勤した場合は、雇用主の管理下にあるわけですから通勤災害ではなく業務災害に該当するので注意しましょう。( 業務災害ってなに?

  • 寄り道などをしていないこと。ただし、交通事情による迂回など、やむを得ない場合は除きます。また、通勤の経路は一つに限らず複数あったとしても、合理的な理由があれば認められます。逆に合理的な理由がないのに遠回りとなる移動をした場合は認められません。たとえば、帰る途中に居酒屋に寄ったり、買い物をするためにお店に立ち寄った場合は、その瞬間から通勤ではなくなります。ただし、これにも例外があって、日常生活上必要最小限度の行為であれば認められるようです。たとえば、病院での診療や家族の介護のために実家に立ち寄ったり、独身の人が日用品を購入するといった場合です。こうしたものに関しては、終了後にもとの通勤経路に戻れば認められます。ただし、その間 ( 診療中や介護中 ) は通勤には該当しません。一方、同じ買い物でも、駅の売店で雑誌やジュースを購入するような些細な行為に関しては通勤中と認められるようです。

  • 通勤途中にトイレなどを利用するのは認められます。

  • 親切心で困っている人を助けようとして怪我などをした場合は通勤災害とは認められません。また、歩いているときに転んだり、通勤ラッシュで後ろから押されて転送して怪我をした場合は通勤災害とは認められないようです。さらに、ストーカーや不審者に襲われて怪我をしたケースも認められないようです。

  • 直接の原因が従業員本人にあって、それが原因で偶然事故を誘発した場合も認められません。


結構細かい条件がたくさんありますし、上記の内容がそれを網羅しているわけではありません。また、怪我や病気になった経緯なども個人によって異なると思います。

ですので、上記の内容に該当するしないに関わらず、労災に認定されるのではないかと思った時は、各都道府県の労働局にある相談窓口などで相談されることをお勧めします。

労災保険の通勤災害についてはこんな感じです。

労災保険の基本についてもっと知りたい方は、




でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。


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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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