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労災保険の基本!どんな種類の給付があるの?!


『 労災保険の補償の種類を把握してみよう 』


一口に労災保険といっても、受けられる支給はいくつかに分かれています。

そこで今回は、労災保険の補償にはどのようなものがあるのかを簡単にまとめました。( 最終更新:2014年10月 )


労災保険には、どんな種類の給付があるの?


労災保険には以下のような補償・給付があります。


  • 療養補償給付・療養給付
  • 休業補償給付・休業給付
  • 傷病補償年金・傷病年金
  • 障害補償給付・障害給付
  • 遺族補償給付・遺族給付
  • 葬祭料・葬祭給付
  • 介護補償給付・介護給付


仕事中の怪我や病気などは 「 補償 」 という言葉が付きますが、通勤中の場合はこの言葉が付きません。手続き方法など若干の違いがあるようなので、細かい点については各都道府県にある労働局のサイトを参考にしてください。

それでは、一つずつ簡単に見ていきましょう。


療養補償給付・療養給付


これは従業員が、仕事中や通勤中に怪我をしたり病気になったときに、療養する必要があると判断された際に給付されるものです。

給付の仕方は 2 種類あります。

一つ目は、怪我や病気をした際に、病院 ( 労災病院や労災指定病院など ) にて無料で治療などを受けられるというものです。( 療養の給付

二つ目は、労災病院や労災指定病院以外の病院などで治療などを受けて、その費用を治療を受けた本人(従業員)が支払い、あとで所轄労働基準監督署にその費用を請求して現金給付を受けるというものです。( 療養の費用の支給

ちなみに、費用を負担してもらえるのは以下のようなものです。

  • 診察料
  • 薬剤や治療材料の費用
  • 処置や手術などの費用
  • 入院費用
  • 訪問看護の費用
  • 必要と認められる移送の費用


休業補償給付・休業給付


これは従業員が、仕事中・通勤中の怪我や病気が原因で仕事を休むことになり、賃金を受けないときに支給されるものです。以下に条件を簡単にまとめます。

  • 休業補償給付が受けられるのは医師が証明した期間のみです。

  • 支給されるのは 4 日目からです。最初の 3 日間は待期期間となり休業日数に算入されません。支給される額は、期間 1 日につき 給付基礎日額の 60 %(休業補償) です (※労災事故日直前の賃金締切日から過去 3 ヶ月間の平均賃金 をもとにして計算します)。業務災害では休業補償を雇用主が支払わなければなりません。この他にも労災保険給付とは別に、給付基礎日額の 20 %(特別支給金) が労働福祉事業として支給されます。

  • 労災事故で怪我をした場合、厚生年金や国民年金から障害年金が支給されることがあります。この場合は労災保険給付は減額支給されます。一方、特別支給金は労災保険給付ではないので減額されないようです。

  • 休業補償給付を受けるには、雇用主が労働基準監督署に労働者死傷病報告の届出を行う必要があります(業務災害の場合のみ)。この届出を怠ったり、嘘の届出を行った場合は 50 万円以下の罰金刑が課せられます。ちなみに、請負や派遣の場合は、元請事業主・下請事業主、派遣社員受入先・派遣会社によって手続き内容が異なるので注意。

  • 給付は、従業員が会社を退職した後も、傷病が治るまで給付されます。ちなみに、「治る」とは完全に治ることだけを指すのではなく、症状固定なども含みます。障害が残った場合は、障害補償給付や介護補償給付が支給されます。


傷病補償年金・傷病年金


これは療養補償給付を受けている従業員が、1 年半治療しても治らなくて、第 1 級 ~ 第 3 級の傷病等級に該当した場合に支給されます。


障害補償給付・障害給付


これは病気や怪我が治ったときに障害が残ったと判断された場合に支給されます。障害の程度に応じて以下のように分かれます。

  • 障害補償年金 (障害等級第 1 級 ~ 第 7 級)
  • 障害補償一時金 (障害等級第 8 級 ~ 第 14 級)
  • 障害補償年金差額一時金 (死亡した場合)
  • 障害補償年金前払一時金 (治った後に社会復帰を行う際に一時的が必要な場合)


遺族補償給付・遺族給付


これは従業員が仕事中や通勤中に死亡した場合に遺族に対して支給されます。

  • 遺族補償年金 (遺族がいるとき)
  • 遺族補償一時金 (受給資格者がいないとき)
  • 遺族補償年金前払一時金 (一時的な出費を必要なとき)


葬祭料・葬祭給付


葬祭給付は、従業員が死亡した場合に葬祭を行う人に対して支給されます。


介護補償給付・介護給付


介護補償給付は、障害補償給付や傷病補償年金 ( 第1級・第2級 ) に該当する人で、介護を必要な場合に支給されます。


簡単ですが、労災保険の補償の種類についてはこんな感じです。

労災保険の基本についてもっと知りたい方は、




でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。

尚、労災保険は かなり細かい部分まで定められているので、それぞれの置かれた状況によって認定されるかどうかも変わってくると思います。

細かい判断は専門家でなければできないと思うので、詳しくは各都道府県の労働局にある相談窓口などで相談されることをお勧めします。


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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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