知らないと恥をかく一般常識の壁

労災保険の基本!仕事中の怪我が原因で解雇されるのは妥当なの?


『 仕事中の怪我で解雇されるのは仕方ないの? 』


たとえば、あなたが仕事中に交通事故に遭ったり、怪我をして休業を余儀なくされたとしましょう。

そこで、もし雇用主が、


「 働けないならクビにします 」


と言ってきたら、辞めないといけないと思いますか?

疑問に思ったので、今回はこのことについてまとめました。( 最終更新:2014年10月 )


仕事中の怪我が原因で解雇されたら従わないといけないの?


辞める必要はありません。

たとえば、従業員が仕事中や通勤途中で、怪我をしたり病気になったり死亡した場合は、その従業員を雇っている雇用主が責任を取らなければなりません。( 業務災害ってなに? )( 通勤災害ってなに?

これは労働基準法の規定で、従業員 ( 労働者 ) や遺族に対して療養補償や休業補償、障害補償、遺族補償などを行う法的義務があるからです。( 労災保険の基本!どんな種類の給付があるの?

そのため、従業員が怪我や病気、または死亡したときは、


事業主の無過失責任


となります。つまり、事業主が責任を取らなければならないわけです。


世の中には、


「 働けないならクビにしますよ 」


などと、いい加減な考えを持った事業主の方もいるかもしれませんが、従業員を退職させることで終わらせることは出来ないので、雇用主は責任を果たさなければなりません。


もし事業主にお金がなかったら?


前述で説明したような決まりになっているので、場合によっては事業主が支払う金額が膨大に膨れ上がることもあります。

そうなると、


「 とてもじゃないけど払えない 」


といったことも出てくるわけです。こうした状況に備えて、


「 業務災害が起きた時は、これらの補償を肩代わりします 」


という保険があります。それが、


労災保険 


です。

労災保険は、一部の例外を除いて従業員を一人でも雇っている事業所は加入しなければならないものなので、従業員であれば必ず加入しています。( 労災保険は働いていれば誰でも使えるの?

事業主はこの保険があるので負担はありません。


労災保険の保険費は労働者が払うの?


たとえば、国民健康保険の被保険者は加入者になりますよね。あなたが加入して保険料を払っているのであれば、あなたが 「 被保険者 」 となります。

一方、労災保険の場合は、仕事中の怪我や病気で働けなくなると労働者がお金をもらえるので、労働者が加入していると誤解している方もいるかもしれませんが、これは誤りです。

労災保険の場合は、労働者ではなく


事業主が加入者


となります。

当然、保険費用も事業主が払います。

恐らくこういうことはないと思いますが、もしあなたが雇用主が


「 労災の保険料を給料から天引きします 」


などと言って来たら、そんなことはありえないので上記のことをきちんと伝えましょう。場合によっては労働基準監督署に相談されることをお勧めします。

ちなみに、労災保険では 「 被保険者 」 という概念はなく 「 加入者 」 と言われるようです。


仕事中の怪我や病気が原因での解雇についてはこんな感じです。

もしこのような状況に直面した際は、各都道府県の労働局や労働基準監督署にある相談窓口などで相談されることをお勧めします。

労災保険の基本についてもっと知りたい方は、




でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。


地震に備えて防災対策をしてみよう



自分を守る防犯対策をしてみよう






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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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