葬儀のマナー!法要の種類と日程は?


『 法要の種類を把握してみよう 』


前回の 「 法要と法事の意味と違いは? 」 で、法要には いくつかの種類があると説明しました。

でも、どのような違いがあり、どのような意味があるのかわからない方も多いと思います。


そこで今回は、法要の種類と、それぞれの名前や意味についてまとめました。


法要には どんな種類があるの?


法要の種類は大きく以下の 3 つに分かれます。


  1. 忌日法要 ( きにちほうよう )
  2. 年忌法要 ( ねんきほうよう )
  3. 月忌法要 ( がっきほうよう )


どのようなものかというと、


  • 忌日法要 は 日数単位
  • 年忌法要 は 年単位
  • 月忌法要 は 月単位


に行う法要になります。

では、それぞれの法要の種類を見てみましょう。以下に 法要の一覧 を記載します。


■ 忌日法要 ・ 年忌法要早見表



【 忌日法要 ( 中陰の法要 ) 】
  • 初七日(しょなぬか) 命日も含めて 7 日目
  • 二七日(ふたなぬか) 命日も含めて 14 日目
  • 三七日(みなぬか) 命日も含めて 21 日目
  • 四七日(よなぬか) 命日も含めて 28 日目
  • 月忌(がっき) 1 ヶ月目の命日
  • 五七日(いつなぬか) 命日も含めて 35 日目
  • 六七日(むなぬか) 命日も含めて 42 日目
  • 七七日(なななぬか) 命日も含めて 49 日目
  • 百カ日(ひゃっかにち) 命日も含めて 100 日目


【 年忌法要 】
  • 一周忌(いっしゅうき) 逝去して 満 1 年
  • 三回忌(さんかいき) 逝去して 満 2 年
  • 七回忌(しちかいき) 逝去して 満 6 年
  • 十三回忌(じゅうさんかいき) 逝去して 満 12 年
  • 十七回忌(じゅうしちかいき) 逝去して 満 16 年
  • 二十三回忌(にじゅうさんかいき) 逝去して 満 22 年
  • 二十七回忌(にじゅうしちかいき) 逝去して 満 26 年
  • 三十三回忌(さんじゅうさんかいき) 逝去して 満 32 年
  • 三十七回忌(さんじゅうしちかいき) 逝去して 満 36 年
  • 四十三回忌(しじゅうさんかいき) 逝去して 満 42 年
  • 五十回忌(ごじゅっかいき) 逝去して 満 49 年 = 弔い上げ法要 ( とむらいあげほうよう )


宗派 や 地域 により異なりますが、年忌法要は亡くなられた年の 1 年後 に勤めるのが 一周忌 です。それ以降、2 年後 が 三回忌、6 年後が 七回忌 となります。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。


忌日法要 ( きにちほうよう ) ってなに?


法要は死後 1 年以内に行う 忌日法要 から始まります。忌日法要とは、主に亡くなった日から数えて


7 日ごとに 49 日間、計 7 回行なう法要


のことを指します。

なぜなら、仏教の世界では死後に閻魔大王をはじめとする十王から、生前の裁きを受けると考えられていて、この裁きを受けるのが 7 日ごとに 7 回あり、合計で 49 日かかります。そして、49 日目で来世の行き先が決まると考えられています。

この裁きの日に合わせて遺族は法要を行ない、故人が成仏できるように祈ることが大切なので、忌日法要は死後 49 日間を指すというわけです。

ちなみに、この 49 日間 のことを、


中有 ( ちゅうう ) または 中陰 ( ちゅういん )


と呼び、49 日目の 七七日のことを


満中陰 ( まんちゅういん )


と呼びます。

死者の霊は 49 日目で家を離れるといわれていて、忌日法要が終わると


忌明け ( いみあけ )


となります。これでようやく遺族は喪に服していた状態から日常生活に戻ります。

この一連の流れを総称して


忌明けの法要


とも言います。

仏教の世界では 7 日ごとに法要をすることになっていますが、今の時代は忙しくて時間が作れない方も多いので、重要な法要の日だけを行うという形に変わってきています。

重要な日とは、


  • 初七日
  • 五七日
  • 七七日


の 3 回です。

この日は一般的に故人の知人や親類を呼んで菩提寺 ( 菩提寺 ) に行くか、僧侶を招いて法要を行います。

しかし、近年は さらに少なくなり 初七日 と 七七日 の法要だけを行い、その他の法要は遺族の礼拝のみにとどめるのが通例です。


ちなみに、「 中有 ( ちゅうう ) 」という言葉が出てきましたが、仏教では以下のような考え方をしています。


  • 人が受胎した瞬間 = 生有 ( しょうう )
  • 生きている間 = 本有 ( ほんう )
  • 死の瞬間 = 死有 ( しう )
  • 死後、四十九日間 ( 生まれ変わるまで ) = 中有


このあたりも理解しておくと、法要を行う際の気持ちも変わってくる思います。

では次に、年忌法要について見てみましょう。


年忌法要 ( ねんきほうよう ) ってなに?


年忌法要とは、


故人の亡くなった年毎の同月同日の命日に行う法要


のことです。つまり、亡くなった日に毎年行う法要のことです。この日のことを


祥月命日 ( しょうつきめいにち )


といい、通常 「 命日 」 と言われる日は、この祥月命日を指します。


年忌法要を行なうのは、極楽浄土に行った故人がさらなる精進の道へと導くために営みます。

一周忌 から 三十三回忌 と続き長い修行の締めくくりとして、故人は菩薩 ( ぼさつ ) の道に入ると言われています。

つまり、


ご先祖様 ( 守り神 )


となります。

仏教ではさらに 五十回忌、百回忌 と続きますが、一般には 三十三回忌、もしくは 五十回忌 をもって


弔い上げ ( とむらいあげ )


とし、法事の締めくくりとしています。


昔は、命日に 年忌法要 を行なっていましたが、近年は皆が集まりやすいように祥月命日より少し前の土曜か日曜に行うのが通例とされています。

また、年忌法要は 「 百回忌 」 までありますが、最近は


  • 七回忌
  • 十三回忌
  • 三十三回忌


のみを行うことが多いようです。

ちなみに、年忌法要のことを


回忌法要


とも言います。


月忌法要 ( がっきほうよう ) ってなに?


月忌法要とは、


故人の亡くなった月毎の同日に行う法要


のことで、


月参り ( つきまいり )


とも言われます。

この日は僧侶に読経をしてもらったり、遺族で墓参りを行うのが通例です。


法要の日程は命日後でもいいの?


いいえ。

命日後は避けて前倒しで日程を決めるようにしましょう。

たとえば、法要の日が平日にあたる場合は、直前の 土曜日 か 日曜日 にずらすのが一般的です。


法要の種類と日程についてはこんな感じです。

法要は知っているようで意外と知らないことも多いので、わからないままにして なんとなく出席するよりも、頭の片隅に入れておくと違った気持ちで参加できると思います。

参考にしてください。


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