知らないと恥をかく一般常識の壁

葬儀のマナー!遺体の処置では何をするの?


『 葬儀の前に焦らないよう遺体の処置についても理解しよう 』


葬儀を行う前に行われるのが病院での 遺体処置 です。でも、何をするのか わからない方も多いと思います。 ← 私

そこで今回は、遺体処置で行われる内容についてまとめました。


遺体の処置では どのようなことをするの?


遺体処置は死亡確認後 1 時間 ほどで終わりますが、内容は病院によって変わってきます。

一般的な処置の内容だと、まず


湯灌 ( ゆかん )


を行い遺体を清めます。

昔は ぬるま湯 で全身を清めたそうですが、現在は アルコール か 湯 で拭いて清めます。

その後、耳、鼻、喉、肛門 などに脱脂綿を詰めて、汚物が出ないように処置をします。

次に、


遺体の身づくろい と 死化粧


をします。

髪を整えたり、男性なら髭を剃ったり、女性なら薄化粧をしてあげます。爪が伸びていたら切りそろえ、闘病生活が長く顔が やつれているときなどは口の中に綿を詰めます。

口 や 目 が開いていたら、まぶたをそっとなでるようにして閉じてあげたり、あごを閉じたまま しばらくしてから離して口を閉じてあげます。

そして、故人が生前愛用していた 和服 や 洋服、あるいは ゆかた に着替えさせます。和服のときは逆の左前の打ち合わせにし、洋服のときは通常通りに着替えさせます。

病院によっては 着替え や 化粧 をしてくれるところもありますが、出入りの葬儀社に全て任せているところもあるようです。中には適当な処置をして終わりというケースもあるので、あらかじめ調べておいた方がいいかもしれません。

業者が行なう際は 納棺 を行う際に処置してもらうことが多いようです。

納棺については、




を参考にしてください。

また、遺体処置の際に保存方法も一緒に決めます。


どのような遺体の保存方法があるの?


これまで日本では体の外からドライアイスを当てて腐敗の進行を遅らせていました。

しかし、最近ではアメリカやカナダなど欧米諸国が行っている


エンバーミング


という選択肢も用意されています。これはドライアイスを使用せず、顔も元気だった頃に近い形に修復することができる方法のことです。( 下で詳しく説明します )

この方法だと病原体に感染していた場合も安心で、臭いのもととなる腐敗の進行も防ぐことができます。

費用はドライアイスより高額のため、火葬で葬送を行う日本ではまだあまり普及してはいないようです。

ちなみに、エンバーミング処置は 数時間 かかります。


エンバーミング処置ってなに?


繰り返しになりますが、エンバーミング ( embalming ) とは、


アメリカ や カナダ などの北米で広く行われている遺体の死体防腐処理方法 ( 遺体衛生保全 )


のことです。

消毒 や 殺菌、防腐、化粧 といった処理を行い、長期保存を可能にします。また、必要に応じて修復も行います。

事故などで傷が残った場合や、長期の闘病生活で痩せてしまった方も写真などを参考にして、生前の姿に近い状態に修復することが可能です。

さらに、長期保存が可能なので遠方の遺族を待つこともでき、納得のいく葬儀の準備ができるのが特徴です。


どうして北米では行われているの?


北米では 土葬 が一般的な埋葬方法なので、遺体からの 感染症 や 伝染病 が蔓延することを防止する目的があります。

遺体は死後すぐに腐敗が始まりますが、なんらかの感染菌を保有しているといわれ、この感染を防ぐための必要な処置として行われているようです。医師 や 看護師 などの医療スタ ッフや遺族を感染症から守る最善の策として知られています。

この点から、日本国内の専門業者でもこのサービスを行う所が増えてきているようです。


どんな処置をするの?


血管を通じて遺体内の体液を 防腐・消毒 のための薬液と交換します。薬液を全身に浸透させることで長期の安置が可能になります。

また、この薬液は赤みを帯びた色素が混入されているため、より自然な血色を取り戻すこともできます。


いつから行われている方法なの?


この処置の始まりは古代エジプト文明といわれています。約 4 億人が 「 ミイラ 」 としてエンバーミングをされたそうです。

当時の人たちが このような処置を行った理由は、体は死者の魂が還ってくる場所として考えられていて、宗教的な面で遺体を綺麗に保存しなければならなかったという点と、衛生的な面で伝染病を発生させないようにするためです。

アメリカで広まったのはアメリカ南北戦争があった 19 世紀半ば年頃 です。戦死した兵士たちを故郷へ運ぶために、この処置方法がとられるようになりました。そして 1865 年のリンカーン大統領の葬儀を機に、エンバーミングは全米に広く普及することになったそうです。


エンバーミングの由来は?


語源は 「 イン・バルサム 」 です。古代エジプトで、王の遺体をミイラにする際に使用した油の樹液が 「 バルサム 」 という名前だったことからこう呼ばれています。


処置が終わった後にすることは?


処置が終わると病室の整理をして、お世話になった 看護師 や 医師 に挨拶をします。

このとき、病院によっては臨床研究のため 「 遺体の病理解剖 」 の申し出がるかもしれません。病理解剖とは、死因や病気の種類、また治療効果などを調べるために行う解剖のことです。

ただし、これは任意なので断っても大丈夫です。もし、解剖を受けた場合は時間がかかるので、病院で待たされたり、遺体が自宅まで戻るのが遅くなったりします。


遺体の処置についてはこんな感じです。

この他にも葬儀や法事についての知識をわかりやすくまとめましたので参考にしてください。


葬儀 と 法要 について理解してみよう



葬儀業者を賢く選んでみよう



引越し費用を抑えてみよう



引越しでイライラしないために




香典返しには喜ばれるギフトを選んでみよう
無料挨拶状が嬉しいリンベルの香典返し




スポンサーリンク



葬式と法事の入門 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

訪問者数

携帯からご覧頂けます
QR
携帯でも閲覧できます。上のQRコードを読み取れば、携帯サイトに簡単アクセス!
スポンサーリンク