知らないと恥をかく一般常識の壁

初心者の株式投資入門!株のリスクと注意点は?


『 株のリスクと注意点を理解してみよう 』


前回の 『 儲ける仕組みと方法 』 では、値上がり益 や 配当金、株主優待など、株のメリットについて説明しましたが、実際に株を始めて利益が出はじめると とても楽しいものだと感じると思います。

でも、株投資は楽しいことだけではありません。利益が出ることもあれば、損をしてしまうこともあります。

このことについてもきちんと理解しておかなければならないので、今回は株で失敗すると どんな損をしてしまうのかについてまとめました。( 最終更新:2016年10月 )


株のリスクと注意点は?


株で損をするということは 「 お金を失う 」 ということですが、その主な原因となるものは以下の 3 つ です。


  1. 買った会社の 株価 が下がると損をする
  2. 買った株の会社が 倒産 すると損をする
  3. 買った株の会社が 上場廃止 になると損をする


それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。


1.株価が下がると損をする


まず、株価が買ったときよりも下がると損をします( 当然ですよね )。ちなみに、買ったときの値段を


買値 ( かいね )


といい、買った値段よりも株価が下がることを


元本割れ ( がんぽんわれ )


といいます。

株は 「 上がる 」 か 「 下がる 」 かのどちらかしかありません。確率でいくと 50 : 50 です。これだけだと ただのギャンブルですが、株がギャンブルと違うのは


株価の動きには規則性があるので、ある程度予測できる


という点です。

どんな株も上がった後は下がりますし、下がったら今度は上がるという動きを繰り返します。上りっぱなしという株はまずありません。なので、きちんとした方法で買えば株価は上がり、利益を出すことができます。

でも、予想に反して株価が下がることもあります。このとき発生するのが


損失 ( リスク )


ですね。


2.買った株の会社が倒産すると損をする


二つ目のリスクは、会社の倒産です。買った株の会社が経営難などで潰れてしまうと、株の価値はゼロになります。

でも、上場している会社は、そう簡単には倒産しません。


 ど う し て ?


いろいろな審査をした上で 「 売買してよろしい 」 と認められた会社だからです。

ちなみに、円高や震災の影響で景気の悪かった 2011 年 の上場企業倒産数は、たったの 4 件 です ( 帝国データバンク参考 )。2011 年 8 月 末時点で何社上場していたかというと、3596 社 ですね。

これらのデータを基に計算すると、倒産する会社の株を買う確率は 0.11 % ということになります。

つまり、あなたが何百社もの株を持っていて、そのうちひとつが倒産するかしないかという計算になります。

それも、いい加減な買い方をしない限り、株を買った翌日に会社が倒産するということはまず考えられません。


 な ん で ?


倒産前の会社にはいろいろな兆候が現れるからです。

株価の動きには ある程度の規則性があるので、変わった動きをし始めたら


「 何かあるのかもしれない 」


と予測できます。

また、予測できなくても株を買う際に 会社四季報 などで会社の業績などを確認してから買うこともできます。よほど業績の悪い会社でない限り、このリスクは避けられるというわけですね。




でも、もし運悪くそういった会社の株を買ってしまい企業が倒産してしまうと、どれくらいの損失がでると思いますか?


答えは、「 その株を買うのに使った費用 」 が損失となります。たとえば、1 万円 で買ったとしたら、損失はその 1 万円 ということです。こうした取引を


現物取引


と言います。

この取引であればいきなり全財産が吹き飛んだり、多額の借金を背負うことはありません。

ときどき大きな借金を背負ってしまう人の話を耳にしますが、これは株を買うために借金をしたり、投資資金の数倍の取引ができる仕組みを利用したケースです。たとえば、1 万円 で 10 万円分 の取引をするといったようなことですね。これは特別な手続きが必要なので、こうした取り引きをする手続きをしなければ関係ありません。

ちなみに、この取引のことを、


信用取引


といいます。

通常、証券口座を開くと 「 現物取引 」 の口座を開くことになります。銀行でも普通口座とか定期預金口座とかいろいろな種類がありますが、一般的に 「 銀行口座を開く 」 というと普通口座を指しますよね。これと同じようなもので、証券口座を開くと基本的に現物取引をするための口座になります。つまり、信用取引の口座を開く手続きをしない限り、この取引はできないということです。


3.買った株の会社が上場廃止になると損をする


三つめのリスクは、買った株の企業が


上場廃止


になった場合です。たまにニュースなどでこの言葉を耳にしますよね。これは、


「 会社はまだあるけど、市場で株の売買はできなくなります 」


というものです。

上場廃止になった企業には エルピーダメモリ とか、昔騒がれた ライブドア などがありますね。

他にも 「 合併 」 や 「 株式の全部取得 」 などで上場廃止になる企業もありますし、日本航空のように一度は上場廃止されても後から再上場することもあります。

ちなみに、2011 年 に東京証券取引所で上場廃止になった企業数は 52 社 です。

上場廃止のときも事前に兆候がありますが、事件などで突然起こることもあるので完全に避けるのは難しいと思います。

ですが、上場廃止になる前に売買できる期間が設けられるので、その期間に株を手放すことも可能です。


以上、株にはこうしたリスクがあるので理解しておく必要がありますが、実際に株を始めてみると倒産や上場廃止などのリスクはめったに起こらないことがわかると思います。

始める前はかなり不安ですが、そこまで過剰に不安がるものでもないのかもしれません。むしろ、高値で買うことを避けて、できるだけ安く買うことに集中する方が大切だと思います。

では、株を始めるには いくら費用が必要だと思いますか?気になる方も多いと思います。そこで次回は、『 株を始めるにはいくら必要なの? 』 についてです。


初心者の株式投資入門


  1. 株をはじめる前に、株ってなに?
  2. 株はどこで買えるの?
  3. 株で儲ける仕組みと方法は?
  4. 株のリスクと注意点は?
  5. 株を始めるには、いくら必要なの?
  6. 株で儲けるには、いくら必要なの?
  7. 銘柄の選び方と考え方は?
  8. 株の注文方法と取引の流れは?
  9. 少額投資向けの証券口座の選び方は?

パソコンとインターネットを賢く使ってみよう






スポンサーリンク



株式投資の入門 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

携帯からご覧頂けます
QR
携帯でも閲覧できます。上のQRコードを読み取れば、携帯サイトに簡単アクセス!
スポンサーリンク