初心者の株式投資入門!注文方法(買い方と売り方)と取引の流れは?


『 株の注文方法と取引の流れを一通り理解してみよう 』


前回の 『 銘柄の選び方と考え方は? 』 では、株を買うときに押さえておきたい銘柄選びの基本的なポイントについて説明しました。

これを基に買いたい銘柄を決めたら、今度は実際に株を買ってみましょう。でも、どのように買ったらいいのかわからない方も多いと思います。

そこで、今回は株の売買方法と、取引の流れについてまとめました。( 最終更新:2016年10月 )


株の注文方法と取引の流れは?


これから株を始める人のために、証券会社に口座を開くところも含めて紹介したいと思います。口座を開いてしてから、株を買って売るまでの一連の流れを以下に記載します。


  1. 証券会社に口座を作る
  2. 証券口座に投資資金を入れる
  3. 株の銘柄を選ぶ
  4. 買い注文を出す
  5. 売り注文を出す


それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。


1.証券会社に口座を作ってみよう


株はどこで買えるの? 』 でも説明しましたが、株の取り引きするためには


証券会社に 口座 を作る


必要があります。

口座を作るにはいろいろな方法があるのですが、利益を効率的に得られるように 売買手数料 を抑えて取り引きをするには


インターネットで取引ができる証券会社で口座を作る


のがポイントです。

これは売買注文を出す際に電話や窓口を介して行うと、売買手数料が数千円と高くなってしまうのですが、インターネットから注文すれば 数百円 程度で済むためです。

つまり、売買手数料を非常に安く抑えることができるので負担が少なくなるのと同時に、少額投資で始める人でも利益を得やすいといった利点があるわけです。

また、パソコン や スマートフォン から いつでも注文状況を確認できますし、仕事 や 家事 が忙しくても自分のペースで取引ができるので負担が少ないといった魅力もあります。

申し込みもインターネットから行えば、平日の忙しいときに わざわざ窓口まで出向いて時間に縛られることもありませんし、多くの場合は 無料 で口座開設できるので、利用した方が快適に始められると思います。

ただし、注意しなければならないのは、


どこの証券会社を選ぶか?


という点です。売買手数料が高いところだと意味がないですからね。このあたりを押さえて選ぶのがポイントです。

ちなみに、どこにしようか迷われた際は、




の記事を参考にされてください。

口座を開設したら、今度は口座に投資資金を入れて株を買う準備をします。


2.証券口座に投資資金を入れてみよう


口座ができたら、次はその口座へ投資資金を入れて、いつでも株を買えるようにしておきます。

つまり、ここへ預けた お金で株式を売買するわけですね。たとえば、1 万円 を口座に入金した場合は、1 万円分 まで株式を買うことができます。

振り込み手数料がかかることもありますが、指定されている金融機関のインターネットバンキングからであれば手数料が 無料 になることもあります。入金方法については証券口座の Webサイト で確認をしてください。もちろん、インターネットバンキングを利用していなくても、各金融機関から ATM を使って振り込むことも可能です。

入金が終わったら、いよいよ実際に銘柄を選んで買ってみましょう。


3.株の銘柄を選んでみよう


どの銘柄を買うのかを考えて選びます。株価の上がりそうな銘柄を探すのがポイントです。

選び方がわからない方は、前回の




でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。


4.買い注文を出してみよう


私が利用している証券会社のサイトでは、購入したい銘柄のページを開くと 「 現物買注文 」 という項目があるので、そこをクリックします。( 項目は証券会社によって変わるかもしれませんが、大まかな手順については大差は無いと思います。一つの参考として読んでください。 )

すると、いろんな項目が出てくるのですが、私がいつも確認するのは以下の項目です。


  • 取引: 「 現物買(現買) 」 ( 注文の種類 )
  • 銘柄コード: 「 7203 」 ( 企業の番号 )
  • 株数: 「 10 株 」 など
  • 価格: 「 指値/ (条件なし)/ 500円 」 など
  • 期間: 「当日中」 or 「期間指定」
  • 預り区分: 「特定預り」


こんな感じですね。では、一つずつ簡単に見ていきましょう。

現物買 」 というのは、普通の購入取引全般のことを指します。わかりやすく言うと、もし株価が買った時よりも下がっても借金を背負わないで済む注文のことです。たとえば、5,000 円 で買った銘柄が 4,000 円 になっても、損するのは 千円 のみということですね。

これに対して、借金を背負ってしまう取引のことを 「 信用買 」 と言いますが、これは通常の口座では選択できません。つまり、この取引ができるように手続きしていないければ関係ないというとです。


銘柄コード 」 は、企業に割り当てられた番号です。7203 というのはトヨタの銘柄コードですね。


株数 」 には、以前説明した 単元株数 以上の株数を記入します。( 株を始めるには、いくら必要なの?


価格 」 には、買いたいと思っている価格を記入します。500 円 で買いたいなら 500 と記入します。「 指値 」 というのは 「 この金額でないと買わないよ 」 という意味です。


期間 」 とは、この買い注文を出し続ける期間です。たとえば、期間を 「 当日 」 にした場合、その日の株価が 500 円 まで下がらないと売買は成立しません。成立しなければ売買はなしで終了します。一方、3 ~ 4 日中には 500 円 まで下がるかもしれないと思ったら、「 期間指定 」 というのを選んで日付を選択します。すると、その選択した日付まで有効になるというわけです。


預り区分 」 というのは、源泉徴収されるかされないかを選択する欄です。確定申告するのが面倒なときは、口座を開く際に 「 特定口座源泉徴収有り 」 を選んでおくと証券会社が税金を自動で徴収して収めてくれます。そして、買い注文を出すときに 「 特定預かり 」 を選択すると、税金の心配がないというわけです。ちなみに、私はこれを選んでいます。


私が株を買うときは、これらの点を確認して注文します。他のものは特に触りません。

注文した後で気が変わったときは、訂正画面から簡単に修正できるので、株価の動向を見ながら金額を変えることも可能ですよ。もちろん、注文の取り消しもできます。


株価はその日の流れによって上下します。あなたが注文した金額と、売りたいと思っている人の金額が同じになったときに取り引きが成立するわけです。この取引が成立するまでは自由に注文内容を変えることができます。

そして、売買が成立すると自動的に口座からお金が差し引かれて、代わりに持ち株が増えます。簡単で便利ですね。

売買できるのは取引時間の間です。東京証券取引所の場合は 午前 と 午後 の 2 つに分かれていて以下のような時間帯になっています。


  • 午前 : 9:00 ~ 11:30
  • 午後 : 12:30 ~ 15:00


それ以外の時間は売買はできませんが、注文を出すことは可能です。

スマートフォン や 携帯電話 からも注文できるので、職場や外出先からでも簡単に取引ができます。休憩時間などを使って利用してみると良いかもしれませんね。

たとえば、前日の夜に買い注文を出しておいて、翌日のランチタイムにスマートフォンで確認するといった感じです。

もし午前中に希望の価格で購入できていて、午後の相場で買値より大幅に高くなりそうだと感じたときは、ランチタイムに売り注文を出しても良いかもしれません。予想通りに株価が動いて取引が成立すれば、一日で利益が出ることになります。


では次に、売るときの流れについて見ていきましょう。


5.売り注文を出してみよう


買い注文が出せたら、売り注文は簡単に感じると思います。確認するのは買い注文のときと同じもので、違うのは以下の点ですね。


  1. 「 保有株式 」 から保有している株を確認
  2. 「 現物売(現売)」 をクリック
  3. 取引: 「 現物売 」 を確認


その他は購入したときと同じで、希望する 価格株数 を入力して売り注文を出します。取引が成立すると自動的に持ち株が減って、売却分の お金が口座に入金されて完了です。

購入した時よりも高く売ることができたら利益が出ますし、安くで売ったら損益になります。もし低くなったときは、売らずにずっと保有しておくこともできますよ。ちなみに、これを


塩漬け


といいます。

塩漬けはできるだけ避けたいものですが、配当金などが出る銘柄を選んでおくと定期的にいくらかの お金をもらえるので、こうした点も考慮して銘柄を選んでみると良いかもしれません。


株の売買の流れについてはこんな感じです。

保有していた株を売って入金された後は、そのお金でまた別の株をを買ってもいいですし、口座に預けたままにしておいても問題ありません。

もちろん、お金を引き出すこともできますよ。インターネットで出金手続をしたら、即日 ~ 数日 で登録している銀行口座に振り込まれます。

まずは、実際に一通りやってみると、どういったなものかが わかると思います。思っていたほど難しいものではなくて簡単に取引できるので、この機会に世界を広げてみると良いかもしれません。

最初は大きな投資資金で行うのではなくて、1 万円 や 2 万円 といった少額で始めるようにするとリスクも抑えられますし、気楽に楽しみながら経験を増やせると思いますよ。次回は、『 少額投資向けの証券口座の選び方は? 』 です。


初心者の株式投資入門


  1. 株をはじめる前に、株ってなに?
  2. 株はどこで買えるの?
  3. 株で儲ける仕組みと方法は?
  4. 株のリスクと注意点は?
  5. 株を始めるには、いくら必要なの?
  6. 株で儲けるには、いくら必要なの?
  7. 銘柄の選び方と考え方は?
  8. 株の注文方法と取引の流れは?
  9. 少額投資向けの証券口座の選び方は?

パソコンとインターネットを賢く使ってみよう






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