スーツケースの基本!種類と選び方と注意点は?


『 ポイントを押さえて、スーツケースを賢く選んでみよう 』


国内・海外を問わず 個人旅行 や 家族旅行、出張 や 留学 など、旅のスタイルは さまざまです。

そして、このとき荷物を入れるバッグとして欠かせないのが


スーツケース


です。短期から長期の旅まで幅広く使えます。

でも、種類が豊富なので 色 や サイズ に目がいってしまい、肝心の使いやすさや品質で失敗してしまう経験をされた方もいるかもしれません。 ← 私

頻繁に買うものではないので、


  • どんな素材のスーツケースを選べば良いのか?
  • どんなところに注意して選べば良いのか?


など、わからないことが たくさん出てきます。

でも、いくつかのポイントを押さえて選ぶようにすると、目的に合ったものを絞り込むことができます。ピッタリのものが見つかれば、より快適で楽しい旅にすることができるかもしれません。


そこで今回は、スーツケースの選び方のポイントについてまとめました。少し長いですが、最後まで読んでいただければスムーズに選べるようになると思います。( 最終更新:2017年4月 )


スーツケースってなに?


まず、旅行カバンには いろいろな種類があるので、スーツケースと言われても思い浮かばない人もいるかもしれません。まずはここから把握していきましょう。


スーツケースとは、主に平たい大きな長方形のカバンのことで、強化プラスチック や ナイロン や 革 などの素材で作られています。空港などでよく見かけますね。

底にはキャスターが付いているので重くても楽に持ち運びができ、女性や高齢者でも たくさんの荷物を簡単に運べるので便利です。

そのため、観光旅行や出張では重宝するカバンと言えます。


スーツケースとキャリーケースの違いは?


スーツケースを探していると キャリーケース と呼ばれるものを見ることがあります。

見た目もそっくりなのですが、これらの違いは


ハンドル ( 伸縮式のキャリーバー ) を収納できるかどうか


という点です。

出来ないものがスーツケースで、カバンを開いたときに内側がフラットになっているため使いやすいといった特徴があります。

一方、キャリーケースはハンドルを収納するスペースが付いているので内側が凸凹になっています。


 し か し 、


最近はこうした違いによって区別されることは少なくなってきているので、以下、全て 「 スーツケース 」 と書きます。


スーツケースの失敗しない選び方は?


スーツケースは種類が豊富なので、特徴を掴ん選ぶことが大切です。

選ぶ際のポイントは以下の 4 つ です。


  1. 大きさを選ぶ
  2. キャスターに注意して選ぶ
  3. カギ付きのものを選ぶ
  4. 軽くて、強いものを選ぶ


それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


1.大きさを選んでみよう


スーツケースには複数のサイズが用意されています。

たとえば、「 SS / S / M / L / LL 」 のように表記されることがあるのですが、これはメーカーによって基準が違うので判断基準にするのは相応しくありません。

そのため、必ず 「 縦 x 横 x 高さ 」 を


センチ ・ メートル ( cm )


の単位で確認してから選ぶようにしましょう。

また荷物が入る容量は


リットル ( L )


で表記されるので、これもチェックするようにします。


大きければ たくさんの荷物を入れることができますが、重くて持ち運びに不便を感じたり、飛行機に乗るときにサイズや重さの上限に引っかかってしまうことがあるので、こうした点も考慮して選ばなければなりません。

たとえば、大きいサイズのスーツケースを購入するときの目安は、旅行日数に合わせて できるだけ多く入るものを選ぶのが一般的です。

しかし、L サイズ以上のものになると荷物を詰めたときにかなり重くなるので、女性や体力に自信のない人だと持ち運びが大変になります。

あまり重くなると移動の負担になるだけでなく、空港で手荷物を預けたときに重量オーバーで追加料金を取られたり、手荷物を分けるよう求められることもあります。

余計な費用や手間がかかる原因になるので、少し小さめのものを選ぶようにして、持って行くのも必要最小限の荷物に留める のがポイントです。

ちなみに、私の場合は数週間 ~ 1 ヶ月の期間で海外旅行や出張に出かけることが多いのですが、これまでに使ったスーツケースで一番使い勝手が良かったサイズは


  • 外寸 : 65 x 45 x 27 cm


の大きさのものです。

メーカーによって数センチの差は出てくると思いますが、迷ったときはこれくらいの大きさを目安に選んでみると良いかもしれません。

衣類などをたくさん詰めても重過ぎると感じることもありませんし、女性でも手軽に持ち運べる大きさです。


一方、機内に持ち込める小さいスーツケースを購入する際は、持ち込みが可能なサイズかどうかを確認しながら選ぶ必要があります。

たとえば、ANA や JAL の機内に持ち込める手荷物のサイズは、100 席以上の飛行機で 「 縦 + 横 + 高さ 」 の長さの合計が 115 センチ 以内、100 席未満の飛行機で 100 センチ 以内というルールが設けられています。重さは共に 10 kg 以内です。

こうした点を考慮して選ぶ必要があるので注意しましょう。

なお、このサイズは航空会社によって異なることもあるので確認をしておくと安心です。( 機内持ち込み可能なスーツケースの購入ポイントについては、記事の下で説明します。 )


では次に、快適に持ち運びができるかを左右する、キャスターの選び方について見ていきましょう。


2.キャスターも注意して選んでみよう


キャスターとはスーツケースの下に付いている 車輪 のことです。移動時の使用感で一番左右されるのがこの部分です。

ホテルや空港のフロアは、キャスター付きのスーツケースで移動しやすいように造られていますが、街中での移動はそうはいきません。

溝や段差があるので、キャスターが小さいものだと引っかかってしまい、移動するのも大変に感じると思います。

また、重い荷物を積んで地面を転がすので、一番壊れやすいパーツであることも忘れてはなりません。

そのため、選ぶ際には、長年重いものを運んでも壊れにくい品質のものを選ぶと安心です ( 品質の良いものは記事の下で紹介します ) 。


ちなみに、私は安物のスーツケースを買ったことがあるのですが、キャスターの車輪部分が割れてしまったことがあります。

車のタイヤで例えるとゴムの部分が割れて取れてしまって、中の金属部分がむき出しになった状態で移動させなければなりませんでした。

こうなると動かすだけでも大変ですし、大きな音を立てながら移動しなければならなかったので恥ずかしい思いをした思い出があります。。このときキャスターの品質は重要だと感じました。

ちなみに、キャスターは 2 輪 と 4 輪 のものと 2 種類 に分かれますが、使い勝手や車輪への負担を考えると 4 輪 が良いと思います。こちらの方が移動も楽です。


では次に、スーツケースに付いている鍵について見てみましょう。


3.カギ付きのものを選んでみよう


一般的なスーツケースは鍵が付いていて、荷物を預ける際に施錠できるものが多いと思います。

このカギのことを


TSA ロック


といいます。

日本では空港で手荷物を預ける際に、鍵をかけて渡しても何か言われることは少ないですが、米国領内の空港ではカギをかけてはならないと言われます。

これは保安上の理由から荷物検査が厳しく行われていて、鍵がかけられていると空港職員によって壊されて中を調べられることがあるからです。

当然、壊された鍵の弁償はされません。


でも、鍵をかけずに手荷物を預けるのは盗難などの心配があります。

そこで、アメリカ運輸保安局 ( TSA ) が認可した特殊なロックであれば、鍵を掛けても良いという決まりができました。それが TSA ロック です。

この鍵であれば TSA 職員のみが特殊な道具を使って鍵を開けることができるので、渡米した際に中身を盗まれるリスクを減らすことができます。

海外では配送係が乗客の手荷物を勝手に開けて中身を盗む犯罪が多いので、カギをかけることは必須です。

もし、TSA ロックの付いていないスーツケースだと、米国へ渡航するときだけ鍵をかけられなくなってしまいます。このような状況をを避けるためにも、TSA ロック 付きのスーツケースを選んでおくと安心です。


また、カギ付きであればホテルの部屋に荷物を置いていくときも防犯の役割を果たしてくれます。

国によっては部屋の清掃係が窃盗を行なうこともあるので、荷物はスーツケースに入れて施錠しておくと、こうしたリスクを減らすことができると思います。


では次に、軽くて丈夫なものを選ぶポイントについて見ていきましょう。


4.軽くて、強いものを選んでみよう


空港で手荷物を預ける際は、重量オーバーに気をつけなければなりません。

たとえば、ANA の国際線で預けることができる手荷物の重量上限は、エコノミークラスで 23 kg の荷物を 1 個までと決められています。


一般的に、スーツケースの重さは軽量化されたもので 約 4 kg、安価なものだとこれより重くなるので 約 8 kg といったものが多いです。

スーツケース自体が重いと、当然 詰め込める荷物の量も限られてしまいます。

この点を考慮せずに安価で重いスーツケースを購入して、重量制限を無視して詰め込んでしまうと、空港で検査をした際に重量オーバーと言われることがあります。

この場合は追加料金を取られることになるので注意しなければなりません。

金額は渡航先によっても変わりますが、ヨーロッパの場合だと 1 kg ごとに数千円加算されます。場合によっては 数万円 を求められることもあるので、オーバーウェイトは避けなければなりません。

そのため、長期的に見たら値段が少し高くても 軽量化 されたスーツケースを選んでおいた方が後々困らないと思います。


 し か し 、


ただ単に軽ければいいというものでもありません。

軽いということは素材を薄くしているわけですから強度が必要になります。

強度のない安価な製品だと、少しの衝撃で亀裂が入ったり割れたりしてしまうので、再度 買い直さなければならないといったことにもなりかねません。

特に海外旅行では、飛行機や電車で預けた手荷物は手荒く扱われてしまう傾向があるので、


軽くても強度があって、ぶつけたり落とされても壊れないもの


を選んでおくと安心です。

とは言っても、どのように強度を判断して選んだらいいのか わからない人も多いと思います。

では、軽さと強度の 2 つ を左右するのは一体何だと思いますか?


答えは、素材 です。

スーツケースの素材はいろいろとありますが、大きく以下の 6 つ に分類されます。


  • ナイロン ( 布製 )
  • EVA ( 布製 )
  • ABS 樹脂 ( 強化プラスチック )
  • ポリカーボネート 100 % ( 強化プラスチック )
  • ポリカーボネート + ABS ( 強化プラスチック )
  • アルミニウム ( ジュラルミン )


どの素材が使われているかで 強度 ・ 軽さ ・ 価格 が変わってくるので、これらを一つの基準として選んでみると良いかもしれません。

それでは、これらの素材をひとつずつ簡単に見ていきましょう。


ナイロン


名前の通り、外側が布でできたスーツケースです。ソフトキャリーケース とも呼ばれます。

とても軽いですが、雨が降ると中が濡れてしまうものが多いです。強度や耐久性もハードキャリーケースに比べると劣っています。


EVA


混合樹脂の素材で作られたソフトキャリーケースです。

軽くて復元性が高いので型くずれしませんが、ナイロンと同様に雨には弱いです (撥水加工しているものもあります)。強度や耐久性はハードキャリーケースに比べると劣っています。


ABS 樹脂


強化プラスチックの素材です。ここから下は全てハードキャリーケースですね。

雨にも強く、家電製品や自動車の内装、文房具などさまざまなところで使われている身近な素材です。

弾力性があり衝撃に対してもある程度の強度はありますが、スーツケースの素材の中では 一番重い です。


ポリカーボネート 100%


強化プラスチックの素材です。

雨にも強く、ABS 樹脂よりも強度と柔軟性で優れています。薄くても強度を保てるので、超軽量化スーツケース に使われます。

外部からの衝撃や圧力、曲げ、ひねりにも強いので海外旅行では一番安心できる素材です。軽量化されたものを選びたいのであれば、この素材のものを選ぶと良いと思います。ただし、値段は若干高くなります。


ポリカーボネート + ABS


ABS と ポリカーボネート の混合素材で作られています。

ABS よりも軽くて強度もあります。値段は ポリカーボネート 100 %よりも安価です。しかし、若干重くなります。

そのため、ポリカーボネート 100 % のものは高くて買えないけど、少しでも軽いものが欲しいというときに、この素材の製品を選ばれると良いかもしれません。


アルミニウム ( ジュラルミン )


軽量アルミ合金を素材としています。

ドイツの RIMOWA 社 の製品が有名で、このスーツケースに憧れを抱く人も多いかもしれません。薄くて軽量なのに強度がある独自の構造で、金属なのにとても軽いのが特徴です。ステータスを求める人にも人気があります。ただし、値段は高額です。


以上、6 つ の素材に分かれます。ブランド品などの高級スーツケースでは独自の素材を使っているものもありますが、よく目にするのはこの 6 つ の素材です。

基本的には、この中から選ぶことになりますが、強度耐久性、そして 値段 を総合的に考えて選ぶのであれば、


  • ポリカーボネート 100%
  • ポリカーボネート+ABS


の 2 つ の素材のうち どちらかを選ぶと良いかもしれません。判断基準としては、


  • 値段を気にしないのであれば ポリカーボネート 100%
  • 若干費用を抑えたいのであれば ポリカーボネート+ABS


といった考え方で選ぶと判断しやすいと思います。もちろん、ブランドや生産国、機能なども考慮すると、後者の素材でも高額になる製品もありますが、基本的にはこうした考え方で選んで問題ありません。


ちなみに、ハードスーツケースの表面には


  • 光沢のある 鏡面仕上げ
  • 光沢のない エンボス加工 ( マットタイプ )


の 2 つ があります。

鏡面仕上げだと綺麗に見えて高級感はありますが、キズや汚れが目立ちます。こうした傷が気になるという人は、エンボス加工 ( マット加工 ) されたものを選ぶようにしましょう。


また、スーツケースの骨格部分のフレームには


  • スチール
  • アルミ
  • マグネシウム


といった素材が使われるのですが、安いスーツケースには安価な スチール が使われていることが多いため重くなります。

一方、軽量スーツケースでは、軽くて丈夫な アルミ が使われていて随分と軽くなります。

さらに高級スーツケースでは、一番 軽くて丈夫な マグネシウム が使われていて最高レベルの軽量化が図られているものもあります。


 た だ し 、


合金アルミニウムなどマグネシウムに劣らない軽量化と強度を持ったものも高級品に使われることもあるので、フレームの素材に関しても素材だけでは判断できません。

つまり、「 価格は高いけど アルミ製 だからよくない 」 と単純に言い切ることはできないということです。

ですが、当然のことながら安物には良い素材が使われることはないので、これらの点を複合的に考慮しながら選ぶと良いかもしれません。

もし、数年愛用するつもりであれば、多少値段は高くても信頼できるものを選ぶと安心だと思います。


とは言っても、どのように考えて選んでいけばいいかわからないと思います。そこで、値段の違いも含めて総合的に見ていきましょう。


どれくらいの値段が適当なの?


一般的にスーツケースは


高い物ほど軽くて丈夫になり、安い物ほど重くて壊れやすく


なります。

価格もショップブランドの激安品から、世界的に有名な高級メーカーのものまで様々です。


価格面では安い方が良いと思われる方も多いかもしれませんが、安いスーツケースは価格を抑えるために製造コストを削減しなければなりません。

つまり、品質の劣る安いパーツを使ったり、金属や樹脂を薄くすることで価格を抑えるので、軽くても強度が弱く壊れやすい物が多くなります。

安物買いの銭失いにならないためにも、価格だけで判断せずに


  • 軽さ
  • 強度
  • 素材
  • 機能
  • 生産国


などを考慮しながら選ぶようにすると失敗も少ないと思います。

では、どの価格帯の、どんなメーカーが良いと思いますか?


ここで品質に信頼のあるブランドの製品をいくつか絞り込んで、価格別に以下にまとめたので参考にしてみてください。


激安価格 : 1 万円以下


品質の良くない物が多い価格帯です。安物なので壊れやすいものも多く、選ぶ際には注意が必要です。

この価格帯の多くは ショップブランド が中心になりますが、選ぶときは上記で紹介したポイントを押さえながら選別していくと失敗も少ないと思います。たとえば以下のようなものですね。




一つ目は、明治 39 年創業の株式会社クギマチが販売している GRIFFIN LAND というブランドです。上記のサイトは直営店である スーツケース専門店エフキカク ですね。



素材にはポリカーボネート配合 ABS 樹脂を使用。表面は鏡面仕上げですが、傷を最小限に抑えられるようポリカーボネートでケース全体をコーティングしてあります。ファスナータイプなので軽量化に優れているのに加え、荷物が増えた際に容量を増やせる仕様になっているのも特徴です。さらに、消音設計&耐久性に優れた特大キャスターを搭載しているので持ち運びにも配慮されています。サイズやカラーも豊富なので好みのものを選びやすいですね。( Mサイズ:容量69-84L/重量4.6kg )


二つ目も同じブランドですが、こちらは素材に 100% ABS 樹脂が使用されています。表面には傷や汚れに強いマット加工が施され、消音設計&耐久性に優れた日乃本錠前社製キャスターを搭載しているのも魅力です。ただし、素材などの影響から重量が増すので、この点を考慮しておく必要があります。( Mサイズ:容量62L/重量5.5kg )


まずまずの品質 : 1 万円 ~


激安品に比べると若干品質が良くなります。

性能の優れたものがある一方で、激安品を高く売っていることもあるので見極めが難しい価格帯です。強度と軽さは安価なものに比べると向上しますが、一般的な品質に比べるとまだ水準以下のレベルです。

でも、きちんと選ぶことができれば、割安 で 品質の良いものも購入できます。個人的には以下のものがお勧めです。




一つ目は、創業 60 年のかばん老舗メーカーである協和の EMINENT というブランドです。アメリカやドイツなど世界 30 ヶ国以上で販売されています。協和は、企画・製造・販売までを行う鞄の総合メーカーですね。



信頼と品質の両方を兼ね備えていて、価格も非常に安く抑えられているのが特徴です。素材には、日本企業の帝人化成(株)が開発したポリカーボネート素材 「 パンライト 」 を使用。パンライトとは、防弾ガラスなどにも使用されている強度のある樹脂のことです。TSA ロック付きで、キャスターもツインホイールなので移動時も楽ですね。上記サイトでの価格は通常よりもかなり安くなっていますが、これはメーカー直営サイトから卸価格のまま提供されているためです。他店で同じブランドのものを買うと 1 万円以上するので、安価で品質の良いスーツケースを求めるのであれば、こちらのサイトから購入されるのがお勧めです。( Mサイズ:容量66L/重量4.6kg )


二つ目も協和から販売されている TRAVELIST トラスト という製品です。素材には、帝人化成(株)が開発したポリカーボネート素材 「 パンライト 」 を使用。コンパクトなのに大容量なのが特徴で、キャスターには安定感のあるツインホイールを採用しているため移動時も楽ですね。TSA ロック付きなのでセキュリティ面も安心です。( Mサイズ:容量73L/重量4.6kg )


一般的な品質 : 2 万円 ~


2013 年頃までは、性能や品質で一定の基準が満たされた製品が多くなるのは 2 万円台だと考えていました。

しかし、物価の上昇に伴いこの価格帯で買えるものは少なくなってきています。現在は大きいサイズのものだと 3 万円 を超えなければ、それなりの品質のものは手に入りません。たとえば、以下のようなものですね。




こちらは 1893 年 ( 明治 26 年 ) 創業のスーツケースメーカーである サンコー鞄 が作っている SUPER LIGHTS シリーズ です。上記サイトは、二つともサンコー鞄の直営店ですね。

実用金属の中では最も軽いマグネシウム合金をフレームに使用し、ボディ・フレーム・パーツの細部まで徹底した軽量化が施されています。大容量なのでたくさん詰め込むことができますし、重さがソフトスーツケースと変わらないくらい軽いのも特徴です。TSA ロック付きで、キャスターには日本設計の HINOMOTO 製キャスターを搭載。50 mm の大型キャスターなので移動が楽なのも嬉しいですね。

さらに、二つ目の EXプレミアム の製品には、擦り傷がついても元にもどる 「 Premium Coat 」 というものが施されています。これは高級車に使われる塗装加工で、擦り傷がついても数十秒~数分後には消えてしまうというものです。これだけ充実していて価格は 3 万円台なので満足度は高いと思います。

こちらの製品は、Amazon だと若干安くで購入できます。以下に紹介します。




色違いのものは同価格帯のものもあるので、価格や色などを一緒に比較して選んでみるといいかもしれません。


高品質で安心 : 3 万円以上の有名ブランド


一般的な水準 から 水準以上 のスーツケースが中心となる価格帯で、素材 ・ 生産国 ・ ブランド名 などの付加価値が付いてきます。

たとえば、以下のようなものです。




一つ目は、日本製トップブランドの ACE ( エース鞄 ) の公式通販サイトです。こちらの企業は、世界トップレベルの サムソナイト をライセンス生産していたメーカーとしても知られています。

スーツケースでは ProtecA というブランドがあり、「 新・日本製 」 というコンセプトで、日本独自の美意識や創造力から生まれる世界最高レベル品質の製品を豊富なラインナップで用意しています。北海道・赤平工場で作られる国産スーツケースなので、生産国が気になる方も安心です。

なかでも お勧めなのは フリーウォーカー というシリーズです。縦引き、横引き、斜め引きの 3 種の引き方ができるので、自動改札のような狭い場所や人ごみの中でも快適に走行させることができます。どんなときでも力強く軽やかに移動できる走りを叶えてくれるのがフリーウォーカーの魅力です。「 旅の移動は楽々と優雅にこなしたい 」 というときは、こちらを選ばれるといいかもしれません。( 上記の公式通販サイトの TOP ページにあるメニュー欄からキーワード検索をすると表示されます。 )


二つ目は、1910年に米国で創業した世界最大の旅行かばんブランド Samsonite ( サムソナイト ) の公式オンラインショップです。歴史と経験に裏打ちされた高い品質と、革新的な技術と素材、そして洗練されたデザインが特徴です。

特にサムソナイト史上で 最強&最軽量 と言われる コスモライト というスーツケースは選択肢に入れておきたい製品です。こちらは優れた耐久性と軽量性を誇る Curv という最先端素材を使用し、指一本でも持ち上げられる軽さと衝撃耐性の両方を実現しています。実際に私も持ってみましたが、小指で軽々と持ち上げられました。見た目からは想像できない軽さです。

強度と軽さに加え、デザインとブランドも重視されるのであれば、サムソナイトの製品は外せません。上記の公式オンラインショップでは、スーツケース以外にもビジネスから普段使いまで幅広い用途のバッグが用意されているので、目的に合わせて選ぶことができます。


三つ目は、ジュラルミン製のスーツケースで有名な RIMOWA ( リモワ ) の高級スーツケースです。価格は高いですが、高品質とステータスを求められるのであれば、こちらの選択肢は外せないと思います。空港でもこのスーツケースを使用されている人を見るのですが、やはり目を引きますね。(※ 2014年までは販売代理店などからインターネットで購入することができましたが、2015年以降は直営店を除きネットでの販売ができなくなるようです。)


こんな感じで 価格 ・ 素材 ・ ブランド を判断材料にして選ぶと、選択肢も絞られて迷うことも少なくなると思います。

ちなみに、スーツケースに荷物を詰め込んだ後で、空港へ行く前に重さを量りたいときは、携帯式のデジタルはかりなどを持っていくと便利です。また、荷物を分ける必要があるときに備えて、折りたたみのトラベルバッグなどを一つ用意しておくと安心だと思います。たとえば、以下のようなものですね。




行きは荷物が少なくて重量オーバーにはならなくても、帰りはお土産などを買って重くなってしまうことはよくあります。

空港の受付で重量オーバーと判断されると、人が行き交う中でスーツケースを開けて中の荷物を分散したり、超過手荷物料金を払ったりすることになるので注意が必要です。出発前に荷物の重量を確認しておけば、こうした不安もなく快適に旅を楽しめるようになると思います。


では次に、機内持ち込みできる小さいサイズのスーツケースについても見ていきましょう。


機内持ち込みのバッグは、どれを選んだらいいの?


機内持ち込み用を選ぶ際は、最初に サイズ容量 を重視して、その次に 軽さ品質 などを考慮します。

サイズは


「 縦 + 横 + 高さ 」 の長さの合計が 115 cm 以内


で容量の大きいものを選ぶのがポイントです。

さらに、品質と軽さ、メーカーなどを考慮して選んでみると良いかもしれません。

たとえば、以下のようなものですね。




一つ目は、先ほど紹介した明治 26 年創業のサンコー鞄が作っている スカイマックス という製品です。ポリカーボネート素材を 100 %使用し、独自開発の極静キャスターを搭載しているので早朝・深夜の移動も快適です。さらに、ファスナーを開閉することで、容量を約 39 Lから約 44 Lへと拡大できるエキスパンダブル機能も付いているので、新幹線や車での移動の際は、より多くのものを詰め込めるのも魅力です。( 容量39L/重量2.8kg )

二つ目は、サムソナイトの イノヴァ・スピナー55 という製品です。無駄を極限まで削ぎ落としたシンプルなデザインが印象的で、素材にはドイツのバイエル社製、高品質ポリカーボネート 「 マクロロン 」 を採用。キャスターがダブルホイール仕様なのも特徴です。( 容量35L/重量2.8kg )

三つ目は、ACE の プロテカ マックスパスH2 です。機内持ち込み容量としては最大級。PC・書類・ペン・小物類をササッと取り出せるようアウトポケットが付いているのも特徴です。素材には 「 ポリカーボネート+ABS樹脂 」 が使用されています。( 容量40L/重量3.2kg )


機内持ち込みサイズのスーツケースは、短期出張などにも使えるので一つ持っていると便利だと思いますよ。

なお、機内に持ち込めるサイズは航空会社によって変わるので、特に海外の航空会社を利用する際はこのあたりを確認してから選ぶようにしましょう。


スーツケースベルトは必要なの?


スーツケースベルトとは、スーツケースが投げられたときに衝撃で開いてしまっても中身が出ないように固定するバンドのことです。

日本国内では巻いている人を多く見かけますが、海外ではそれほど多くは見かけません。( 私は心配なので海外でも巻くようにしています )

念のため巻きたいという人は、カラフルなものを選ぶのがポイントです。


 な ん で ?


到着した空港で手荷物を受け取るときに、すぐに見分けることができるからです。




ベルトに関しては値段はそんなに高くなくても大丈夫です。千円 ~ 二千円 程度のもので問題ありません。

一つ目のベルト式は、バックル式よりもきつく締めることができます。万一に備えてしっかりと締められるものがよければ、こちらを選ばれることをお勧めします。

二つ目のバックル式は、ベルト式よりも簡単に扱えるのが特徴です。上記の製品は価格も安いので求めやすいと思います。

巻くときは、スーツケースのハンドルの輪の中を通してからきつく締めるようにします。こうしておくとベルトがずれにくくなるので安心です。


街歩き用のバッグも準備してみよう


これらのカバンとは別に、


旅先での街歩き用のバッグ


も忘れずに用意しておきましょう。

貴重品の財布やパスポート、携帯電話、カメラをはじめ、ガイドブックやペンなど、街歩きで必要な物を入れて持ち歩くようにします。

もちろん、飛行機に乗るときもスーツケースと違って足元に置けるので、誰かに触られる心配もありません。化粧室を使う際も持って行けるので便利ですよ。

選ぶ際のポイントは、デザインはもちろんですが


使い勝手 と 安全性


を重視して選ぶことです。

海外旅行で使うバッグはこの点を重視して、ファスナー式のバッグを選ぶようにします。これはスリの被害を防ぐためです。

磁石で止める簡易ボタン式のバッグや、口が開いたままになっているトートバッグだとスリに遭いやすいので注意しましょう。

また、背中に背負うタイプのリュックサックだと目が届かないので、知らないうちにナイフで切られて中身を取られることがあります。

盗難や置き引き、スリ、ひったくりなどの被害を防ぐのに最適なのは、


ファスナー式のショルダーバッグ


を選ぶようにしたり、貴重品入れも合わせて使うようにすると安心です。

渡航先の治安にもよるので、こうした点を考慮する必要のないところもありますが、先進国でもスリの被害に遭うことは十分にあるので油断は禁物です。ちなみに治安が良いと言われる日本国内でも、スリやひったくりは多発しています。( Google検索結果:ひったくりに関するニュース

バッグを選ぶ際は、デザインや素材、重さに加えて、上記で紹介したポイントを押さえて好みのものを選ぶようにしてみるといいかもしれません。とは言っても、たくさんの種類のショルダーバッグがあるので選ぶ際に迷ってしまう人もいると思います。そこで、個人的に良さそうだと感じたバッグを以下に紹介します。




こちらは、1974 年にニューヨークで創設された レスポートサック というブランドのショルダーバッグです。スポーティなアメリカンスタイルが特徴で、使い勝手の良さから幅広い世代に人気があります。ストラップは長さを調整できるので斜め掛けで使うことも可能です。柄や色が豊富に用意されているのも魅力ですね。無地のもの選べば男性でも違和感なく使えると思います。


また、盗難防止のための貴重品入れも以下に紹介します。ひとつ用意しておくと旅先でも困らないと思いますよ。




スーツケースと旅行用バッグの選び方についてはこんな感じです。

ポイントを押さえて選ぶと納得したものを選べますし、購入後も後悔することも少ないので、長い間 愛着を持って使えるようになると思います。

ちなみに、スーツケースのパッキング方法についてもコツを押さえておくと困らないと思います。これについては、




でまとめましたので、こちらの記事を参照してください。

賢く選んで、快適で楽しい旅行にしてみると良いかもしれません。

参考にしてください。



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