知らないと恥をかく一般常識の壁

皮革の基本!牛革の種類とお手入れ方法は?


『 牛革について理解してみよう 』


バッグ や 財布 などの小物や、ジャケット や 靴 などの衣料品、また ソファー などの家具を選ぶ際は、革素材のものを選ぶと落ち着きがあり高級感も演出できるので嬉しいですよね。

プライベートで楽しむのはもちろん、職場の同僚や取引先の方の目に触れる 靴 や 名刺入れ、システム手帳などにも気を配ると、一目置かれるきっかけにもなると思います。

何を身に着けているかで あなたの印象も変わるので、革製品を正しく選んでみるといいかもしれません。


でも、革についてあまり良くわからないという方も多いと思います。

そこで今回は、牛革に焦点を当ててそれぞれの種類や違いについてまとめました。


牛革ってなに?


牛革は市場での流通が一番多く、革の中でも最も多く使われている皮革です。

牛皮が他の革よりも普及しているのは、世界で飼育されている牛の数が約 14 億頭と圧倒的に多く、1 頭から取れる皮の量も他の動物に比べて多いのが理由です。

また、牛皮は品質も良く、見た目も綺麗で丈夫なので、さまざまな製品に使われます。特に海外では昔から愛されている革なので、若者から年配の方まで幅広く人気があるようです。( ちなみに、日本で古くから用いられているのは 鹿革 です )


牛革には種類があるの?


あります。

まず、一口に牛と言っても 乳牛 や 肉牛 など種類が異なります。どちらかと言うと、牛革で使われるものは 肉牛 の皮が多いようです。

年齢 や 性別 によっても皮の性質が異なるので、これらの要素を含めて種類が分類されています。

ではどのような種類に分かれているのかというと、一般的に以下の 7 種に分かれています。


  1. カーフスキン ( 仔牛皮の最高級 )
  2. キップスキン ( 中牛皮でカーフより少し厚手 )
  3. カウハイド ( 雌牛の皮でキメはなめらか )
  4. ステアハイド ( 去勢した成牛の皮で一般的な革 )
  5. ブルハイド ( 雄牛の皮で厚くて強度がある )
  6. ハラコ ( ほとんど出回らない )
  7. 水牛 ( 高級素材 )


聞き慣れない名前ですが、頭の隅にでも入れておくと購入する際にもなんとなく わかるようになります。それでは、ひとつずつ見ていきましょう。


1.カーフスキン ( 仔牛皮の最高級 )


生後 6 ヵ月以内の仔牛で作られる革で、主に乳牛種のオスの皮を使います。

革は薄くて柔らかく、繊維組織がキメ細かいのが特徴です。また、傷もほとんど無く美しさも抜群なので、牛革の中でも 最高品質 に分類されているのが特徴です。

主に高級な財布やハンドバッグ、靴などに使われています。カーフスキンは繊細な革なので、扱うときは細かい傷がつかないように気をつけて使いましょう。

ちなみに、カーフスキンの中でも 生後 3 ヶ月 までの仔牛の皮を タンニンなめし で加工したものを ベビーカーフ と言います。こちらは繊細な薄さと美しいツヤが特徴です。

また、カーフを特殊な製法で仕上げた ボックスカーフ と呼ばれるものもあります。こちらも高級品に使われる革として知られています。

カーフスキンとボックスカーフを使った製品には以下のようなものがありますね。



2.キップスキン ( 中牛皮でカーフより少し厚手 )


生後 6 ヵ月 ~ 2 年位の牛から作られる革で、牛革の中では カーフ に次ぐ高品質な革です。

繊維組織がキメ細かく、美しく上質なのが特徴です。カーフよりも少し厚みがあり、繊維の密度も高いので丈夫です。主に強さと美しさが求められる 高級バッグ や 靴、ジャケット などの衣料品に使われます。

サイトで検索する際は 「 牛革キップ 」 のキーワドで探すと見つけやすいです。ちなみに、キップスキンは日本国内だけでの呼び名で、ヨーロッパではこの分類はないようです。

ちなみに、キップスキンを使った製品には以下のようなものがあります。



3.カウハイド ( 雌牛の皮でキメはなめらか )


生後 約 2 年の出産経験のある雌牛から作られる革です。

薄くてキメ細かく柔らかいのが特徴ですが、キップスキンよりもさらに厚みがあり丈夫なのが特徴です。

主に バッグ や カバン、靴、ベルト、家具などさまざまなものに用いられます。

ちなみに、出産経験のない雌牛から作る革は カルビン といいます。カウハイドよりも上質で、キメ細かく、なめらかななのが特徴です。

このカウハイドを使った製品には以下のようなものがありますね。



4.ステアハイド ( 去勢した成牛の皮で一般的な革 )


生後 2 年以上経った牛で、3 ~ 6 ヶ月のあいだに去勢した雄牛から作られる革です。

牛革の中で最も一般的に使われているのが このステアハイドで、素材に 「 牛革 」 と記載されていたら ステアハイド と思って良いと思います。革は柔らかく、カウハイドよりも厚みがあり耐久性にも優れているので、さまざまなものに幅広く使われています。

ちなみに、ステアハイドを使った製品には以下のようなものがあります。



5.ブルハイド ( 雄牛の皮で厚くて強度がある )


生後 3 年を過ぎた雄牛で、去勢されずに育ったものから作られる革です。

厚みと強度があり、牛革の中で最も固い革です。繊維組織のキメが粗く、柔らかさもないので用途が多くありません。主に丈夫さを生かせる靴や工業用革に使われます。


6.ハラコ ( ほとんど出回らない )


胎児から生後間もない仔牛から作られる革です。

出産前に死んだ雌牛の腹にいた仔牛から採れることが多いことから 「 腹子 」 と書きます。1 頭の牛からとれる量は非常に少なく、市場に出回ることは少ないようでバッグや財布、名刺入れなどの一部にアクセントとして使われることが多いようです。

ちなみに、ハラコと書かれた製品の中にはポニーなどを代用しているものもあるので、購入前には確認するようにしましょう。


7.水牛 ( 高級素材 )


水牛 ( バッファロー ) から作られる革です。

水に強くて丈夫で傷つきにくく、非常に柔らかいのが特徴で、高級素材として取り扱われています。主に 財布 や バッグ、ジャケット などの衣料品に使われます。


牛革のお手入れ方法は?


お手入れ方法は、水 と 油 と ロウ が配合された皮革用クリームを使います。クリームと言ってもいろいろあるのですが、


デリケートクリーム


と呼ばれるものを選ぶと便利です。

このクリームは丈夫な革製品からデリケートなものまで、ほぼ全ての革製品に使うことができます。ワックスクリームや乳化性クリームに比べるとツヤ出し効果はありませんが、ベタ付かずシミになりにくいのが特徴です。

革製品全般のお手入れに使えるので、初めての方は革製品を買うときに一緒に購入するのをお勧めします。使用する前には念のため目立たない部分で試してみて、問題がないようであれば全体に使用するようにしましょう。

以下に代表的なものいくつか紹介します。




スエードには、4 つ目の専用のセットなどが売られているので、こうしたものを利用すると良いかもしれません。


革製品で お勧めのブランドは?


一口に革製品と言っても沢山ありますし、好みによっても変わってくるので、一概にどのブランドが良いとは言えないと思います。

でも、工房の中にはかなりこだわりを持って作っているところもあって、皮素材の取り扱いから縫製や接着までを一貫して行っているところも多くあります。

作られる製品も それぞれこだわりがあるので、それらの特徴を掴んで選ぶようにしてみると楽しみながら買うことができると思いますよ。

たとえば、革小物を扱っているモルフォという会社には CYPRIS ( キプリス ) というブランドがあるのですが、こちらは日本製にこだわっていて、熟練職人のハンドメイドで仕上げられることで知られています。以下に正規オンラインショップを紹介します。




私はこのブランドが好きなのですが、ブランド名に魅かれたのではなく モノづくりの原点を追及した高品質な美しさに魅了された からです。

私が初めてこちらのお店を利用したのは、プレゼントでコードバンの長財布を購入したのがきっかけだったのですが、実際に手元に届いた財布は本当に美しくて、艶やかな光沢と高級感あふれる革の質感にすぐに魅了されてしまいました。

縫製も綺麗で丁寧ですし、角の部分を菊模様にして縫う 「 菊寄せ 」 という技術は非常にレベルが高いように感じました。日本の職人による繊細な技術で作られたというだけあって人気が高いのにも納得できます。

この他にも、英国で 100 年以上の歴史を誇るセドウィック社で鞣されたブライドルレザーの財布など、男性向けの商品が豊富に用意されています。もちろん女性向けの製品も用意されていて、上品で落ち着いたデザインのものから明るい柄のものまで幅広く用意されているので、仕事や旅行で使うものを選ぶ際にもお勧めです。

過去に流行ったように海外ブランドの名前で商品を選ぶのではなく、製品そのものの品質や生産国で選びたいという方には最適のお店だと思います。

また、希望者には名入れのサービスやプレゼント用の包装もしてくれるので、贈り物として購入するのにも最適です。革製品を選ぶ際には選択肢の一つに入れておくと良いかもしれません。


この他の革の知識なども知っておくと選ぶ際にも楽しみながら選べると思うので買い物も楽しくなると思いますよ。

参考にしてください。


革の特徴を知って楽しんでみよう






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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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