皮革の基本!ダチョウ革の種類とお手入れ方法は?


『 ダチョウ革について理解してみよう 』


前回は鹿革についてまとめましたが、今回はダチョウの革についてまとめてみたいと思います。

あまり馴染みのない方も多いかもしれませんが、表面に独特の特徴のある革なのでパッと見て判断できるようになると買い物も楽しくなるかもしれません。

一口にダチョウの革と言っても、牛革や馬革など他の革と同様に種類があります。これらの違いがわかると自分の好みのものを選びやすくなると思います。

それでは早速見ていきましょう。


ダチョウ革の種類と特徴は?


ダチョウ革は、鳥類で唯一量産できる革素材です。

革の表面にある ボツボツ とした丸い突起模様が特徴で、他の革にはない独特の風合いを持っています。

この模様は羽毛を抜いた跡にできるもので


クイルマーク


と呼ばれています。柔軟性があり、牛革に比べて丈夫で長持ちするので人気があります。

ただし、クイルマークは全てのダチョウ革にあるわけではありません。ごく一部に限られているので希少価値が高く、高級素材として使われています。

ちなみに、ダチョウの革は


オーストリッチ


とも呼ばれていて、傷も少なく高級牛革の カーフスキン や ワニ革 と同じくらい価値があるとされています。

また、ダチョウ革は胴体の他にも足の皮からも作られます。この革のことを


オーストレッグ


といいますが、脚の部分の革は重厚な雰囲気があり、爬虫類のウロコのような模様が特徴で使い込むほどツヤが出てきます。


ダチョウ革製品にはどんなものがあるの?


柔軟性や強度を必要とする


  • 高級素材の バッグ や 靴
  • 財布などの 小物
  • ジャケット など レザーウェア


などで使われています。

加工方法は 2 種類あり、クイルマークと革を同色に染める


クラシックフィニッシュ


と、革の表面にツヤを与えてクイルマークを強調した


サドルフィニッシュ


があります。

ちなみに、羽根は帽子やステージ衣装にも使われています。たとえば、宝塚歌劇団で使われている羽飾りがそうです。左右対称で美しいのが特徴で、


オーストリッチフェザー


と呼ばれています。

また、静電気を帯びない特徴があり、電子機器や OA 機器、車の毛ばたきに使われています。毛足が長いのでホコリも取りやすく高級感があるのが特徴です。

  • バッグだと高級感も増します ・・・ バッグ
  • 財布も上質感を演出 ・・・ 財布
  • 初対面で上品さを印象付ける ・・・ 名刺入れ


ダチョウ革のお手入れ方法は?


基本的に汚れたときは柔らかい布で乾拭きしてブラッシングをし、ときどきクリームを塗るようにします。

水には弱いので、濡れたタオルは避けるようにしましょう。また雨で濡れたときは水分を拭き取り、直射日光を避けて陰干しして乾かします。


ダチョウはワシントン条約で保護されているの?


野生のダチョウは減少してるので、規制保護の対象になっています。現在、革製品に使われているものは養殖で育てられたものです。


革製品で お勧めのブランドは?


一口に革製品と言っても沢山ありますし、好みによっても変わってくるので、一概にどのブランドが良いとは言えないと思います。

でも、工房の中にはかなりこだわりを持って作っているところもあって、皮素材の取り扱いから縫製や接着までを一貫して行っているところも多くあります。

作られる製品も それぞれこだわりがあるので、それらの特徴を掴んで選ぶようにしてみると楽しみながら買うことができると思いますよ。

たとえば、革小物を扱っているモルフォという会社には CYPRIS ( キプリス ) というブランドがあるのですが、こちらは日本製にこだわっていて、熟練職人のハンドメイドで仕上げられることで知られています。以下に正規オンラインショップを紹介します。




私はこのブランドが好きなのですが、ブランド名に魅かれたのではなく モノづくりの原点を追及した高品質な美しさに魅了された からです。

私が初めてこちらのお店を利用したのは、プレゼントでコードバンの長財布を購入したのがきっかけだったのですが、実際に手元に届いた財布は本当に美しくて、艶やかな光沢と高級感あふれる革の質感にすぐに魅了されてしまいました。

縫製も綺麗で丁寧ですし、角の部分を菊模様にして縫う 「 菊寄せ 」 という技術は非常にレベルが高いように感じました。日本の職人による繊細な技術で作られたというだけあって人気が高いのにも納得できます。

この他にも、英国で 100 年以上の歴史を誇るセドウィック社で鞣されたブライドルレザーの財布など、男性向けの商品が豊富に用意されています。もちろん女性向けの製品も用意されていて、上品で落ち着いたデザインのものから明るい柄のものまで幅広く用意されているので、仕事や旅行で使うものを選ぶ際にもお勧めです。

過去に流行ったように海外ブランドの名前で商品を選ぶのではなく、製品そのものの品質や生産国で選びたいという方には最適のお店だと思います。

また、希望者には名入れのサービスやプレゼント用の包装もしてくれるので、贈り物として購入するのにも最適です。革製品を選ぶ際には選択肢の一つに入れておくと良いかもしれません。


この他の革の知識なども知っておくと選ぶ際にも楽しみながら選べると思うので買い物も楽しくなると思いますよ。

参考にしてください。


革の特徴を知って楽しんでみよう






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