PCの基本!インテル CPU の種類と性能の違いは?


『 Intel の CPU について理解してみよう 』


パソコンを購入するときに CPU の欄を見ると


インテル ( Intel )


という名前を目にすると思います。

この インテル という名前は アメリカの企業名なのですが、世界で最もシェアの大きいメーカーです。なので、パソコンを買おうと思ったら、たいていは この CPU が搭載されています。

でも、インテルとひとくちに言っても いろいろな種類があるので違いがわからないと選べません。 ← 私


そこで今回は、自分に合ったものを選べるように Intel CPU の 種類 と 性能 の違いについてまとめました。( 最終更新: 2016年9月 )


インテル CPU の種類と性能の違いは?


インテル CPU の大まかな種類を以下に紹介します。CPU が何かわからない方は




でまとめましたので、こちらを読んでから読み進めるとわかりやすいと思います。

では、早速 見てみましょう。以下の CPU は、下に行くほど性能は下がります。


  • Xeon ( 企業向けの高価格CPU )
  • Core i7 ( 高機能&高価格CPU )
  • Core i5 ( 一般向けの高機能なCPU )
  • Core 2 Quad ( i7 の前に主流だったCPU )
  • Core i3 ( 価格も性能も標準のCPU )
  • Core 2 Duo ( i5 と Quad の前に主流 )
  • Pentium ( i3より低機能&低価格 )
  • Celeron ( かなり機能を抑えた廉価版 )
  • Atom ( 性能と消費電力が最も低い CPU )


全てを覚える必要はありません。なんとなく こんなのがあるんだといった程度で大丈夫です。

CPU は常に改良されて進化しているので、現在の最新型は過去の CPU を改良したものになります。

その分、高性能になりますが、性能の高いものだけだとバリエーションが少ないので、性能を下げた廉価版も作られます。

これを踏まえて上のものを分類すると以下のようになります。


  • 「 Core i7 」 は 「 Core 2 Quad 」 の最新型
  • 「 Core i5 」 は 「 Core 2 Duo 」 の最新型
  • 「 Core i3 」 は 「 i7 と i5 」 の廉価版
  • 「 Pentium 」 は 「 Core 2 Duo 」 の廉価版


基本的に、安価なパソコンであれば廉価版の CPU が使われていることが多いです。

これがわかれば、お店で選ぶ際もなんとなく選べるようにはなりますが、もう少し判断材料を増やしてみましょう。

実は、これらのブランド名の後にも、さらに番号が付いています。たとえば、


2000番台 の数字 や 3000番台 の数字


といったものが振られていて、この番号でさらに細かい性能がわかるようになっています。一つ例を挙げると、


インテル Core i5-3320M プロセッサー ( 2.60GHz )


の CPU の見方は、


企業名 + ブランド + 型番 ( クロック数 )


となります。もう少し詳しく説明すると、「 i5-3320M 」 の部分は 3000番台 の数字が入っていますよね。

これがわかれば、「 Core i5 」 の 「 3000番台 」 の CPU の特徴を把握すれば、どのような性能なのかがわかるわけです。( 調べ方は後述します )

ちなみに、この型番のことを


プロセッサナンバー とか モデルナンバー


といいますが、基本的にこの数字が大きければ高性能ということになります。

また、パソコンを購入する際に目にすると思いますが、


「 インテル 第4世代 CPU搭載 」


といった文言が書かれていることがあります。


「 なんだか最新の CPU っぽくて良さそう... 」


という雰囲気は伝わってきますが、一体どういったものなのかわかりますか?


まず、第4世代 CPU というのは、第3世代 CPU の後に登場した CPU ということです。つまり、第4世代 の方が新しいということになります。

そしてこれらの見分け方は、厳密ではありませんが以下のようになります。


  • 第6世代:Core i7 / i5 / i3 -6000番台
  • 第5世代:Core i7 / i5 / i3 -5000番台
  • 第4世代:Core i7 / i5 / i3 -4000番台
  • 第3世代:Core i7 / i5 / i3 -3000番台
  • 第2世代:Core i7 / i5 / i3 -2000番台


つまり、先ほど上で説明した型番で なんとなく判断できるわけです。

Core i7 / i5 / i3 の型番は、例外(※)もありますが同じ基準で番号が振られていて、


千の位が 4 であれば第四世代、千の位が 3 であれば第三世代


となります。そして、百の位 から下の数字が大きいほど高性能となるわけです。

ちなみに、それぞれきちんとした世代の名称があります。厳密には こちらの分け方で調べた方が間違いありません。


  • 第6世代 : Skylake マイクロアーキテクチャ
  • 第5世代 : Broadwell マイクロアーキテクチャ
  • 第4世代 : Haswell マイクロアーキテクチャ
  • 第3世代 : Ivy Bridge マイクロアーキテクチャ
  • 第2世代 : Sandy Bridge マイクロアーキテクチャ
  • 第1世代 : Nehalem マイクロアーキテクチャ


これらの名称は 開発コードネーム から来ているようです。世代ごとに構造に違いがあり、若い世代ほど性能も向上します。

ちなみに、2016年5月には第7世代の 「 Kaby Lake マイクロアーキテクチャ 」 というのも発表されていますね。確認してみたらわかると思いますが、七千番台の数字が並んでいると思います。

こうした点を覚えておくと、パソコンを選ぶ際にどの世代なのかがわかるので選びやすくなると思います。

下記の Wikipedia の各ページで型番から


  • 世代
  • コア数
  • クロック数
  • ターボブースト機能の有無


などがわかるので、購入する際に調べてみましょう。




それと、もうひとつ。アルファベットの意味についても知っておくと便利です。


型番のアルファベットの意味は?


先ほどの 「 i5-3320M 」 では、数字の後に 「 M 」 と記載されています。

これは 「 モバイル用 」 という意味で、主にノートパソコンに使われる CPU を表しています。

デスクトップの CPU に比べると消費電力と発熱が抑えられますが、同時にコア数が少なかったり、性能も低くなるなどの特徴があります。

これが ウルトラモバイル用 の CPU になると、軽量 ・ 薄型 ・ 長時間駆動 が求められるので、さらに低電圧になり性能も低くなります。

つまり、数字の後に来る


アルファベット ( 型番の特殊記号 )


を確認することでも性能を把握することができるわけです。

たとえば、ノートPC を自宅で据え置きで使うのであれば、わざわざ超低電圧の ウルトラモバイル の製品を選ばなくてもよいということがわかると思います。

あるいは、デスクトップPC でも消費電力を減らしたものを使いたければ、それに合ったものを選べばいいというわけです。

この区別もできるようにしておくと選びやすいと思います。

では、どのような記号があるのかを以下に簡単にみてみましょう。


  • Q : クアッドコア ( 4コア )
  • M : モバイル用 ( ノートPC用 )
  • U : ウルトラブック用
  • X : 最上級モデル ( Extreme Edition の略 )
  • XM : 最上級のモバイル用
  • QM : クアッドコアのモバイル用
  • LM : 低電圧版のモバイル用
  • UM : 超低電圧版のモバイル用
  • S : デスクトップ用の低電圧版
  • T : デスクトップ用の超低電圧版
  • K : 最大クロック数の調整が可能 ( 倍率ロックフリー )
  • G : 最新の Pentium や Celeron で使われ、CPU に内蔵グラフィック機能があるという意味。Core i7 / i5 / i3 には内蔵グラフィックがあっても G は付かない。
  • P : 内蔵グラフィック機能付きの CPU から内臓グラフィック機能を取り除いたもの。


近年は、低電圧版 や 超低電圧版 は記号が使われなくなり、型番の数字で表記されるようです。たとえば、下一桁が


  • 0 だと通常版
  • 9 だと低電圧版
  • 7 だと超低電圧版


という意味で使われています。


Pentium と Celeron の注意点は?


全ての CPU の名前が


Core ○○


だと 統一感があるので区別しやすいのですが、


Pentium や Celeron


は少し違いますよね。廉価版ということはわかりますが、どのような特徴があるのかわからないとしっくりこないと思います。

そこで、このことにも少し触れておきます。


Pentium や Celeron は歴史のある CPU になります。

Core ○○ が若者とすると、Pentium や Celeron は高齢者みたいな感じです。

でも、まだまだ現役で元気に活躍しています。


昔は両方とも インテル の CPU ブランドを支えた中心的な存在で、2コアが主流だったころには


Pentium Dual-Core ( Pentium DC )


など呼ばれたりもしていました。

今は 「 Pentium 」 として呼ばれています。


そんな彼らの型番は、若者たちの型番とは少し違います。

若者の場合は最新のものほど番号が大きくなっていましたが、Pentium や Celeron は Sandy Bridge世代 では 三桁、それ以前は 四桁 で付けられていました。

つまり、最新のものの方が数字が小さくなってしまっているわけです。


また、それぞれの世代によって型番の付け方の基準が違うので数字だけで最新かどうかを判断することはできません。


なので、先ほど上で紹介したウィキペディアのページで世代ごとに確認してみてください。

ちなみに、同じ世代内であれば十の位の数字が大きくなればなるほど最新になります。


また、アルファベットの付け方も少し違います。数字の前に来たり、後ろに来たりところころ変わりますが、判断の仕方は同じです。


Atom は、小型機器用のCPUで低消費電力で低価格のものになりますが、こちらも判断方法は同じになります。Atom はパソコン用というよりも携帯電話や小型機器に用いられます。


長くなりましたが、インテル CPU の種類と性能の違いについてはこんな感じです。区別ができるようになると、選ぶのも楽しくなり、パソコンの買い方も変わってくると思います。

CPU について もっと知りたい方は、




で、わかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。

また、自分のオリジナルのパソコンを作るカスタマイズ注文をしてみると納得のいく買い方ができるので良いかもしれません。

カスタマイズ注文の買い方については、下記の 『 購入方法を選んで、賢く買ってみよう 』 でまとめましたのでこちらを参考にしてください。


パソコンを賢く選んでみよう


  1. 初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点は?
  2. パソコン の種類と選び方は?
  3. OS の種類と選び方は?
  4. 各パソコン メーカー の特徴と選び方は?
  5. スペック構成を考えて、賢く選んでみよう

インターネット回線も、賢く使ってみよう






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