知らないと恥をかく一般常識の壁

セキュリティ入門!コンピュータウイルスってなに?


『 ウイルスを理解してセキュリティ対策をしてみよう 』


インターネットに関するニュースをチェックしていると、


  • 「 スマートフォン向けのアプリで大規模なウイルス感染が… 」
  • 「 公共機関のサイトが改ざんされ… 」
  • 「 会員の個人情報が流出し… 」


といった文言を目にすることがあります。

なんだか危ないんだろうな ということはわかっても、具体的に何が どのように危険なのかが よくわからないという方も多いと思います。 ← 私

セキュリティの世界は難しそうな感じがするので なんとなく避けて過ごしてしまいがちですが、わからないままにしておくと大変なトラブルに巻き込まれてしまう 危険性 をはらんでいます。

私も全然理解できていなかったのですが、ウイルス をはじめとするインターネットの危険性を きちんと把握しておくと、こうしたニュースもある程度 理解できるようになりますし、対策も取りやすくなります。


今の時代は、


ウイルス ( コンピュータ ウイルス )


という言葉は当たり前のように耳にするので、まずは 種類 や 特徴、違い や 危険性 について理解することから始めるとわかりやすいと思います。

これを機会に きちんと把握してみると良いかもしれません。


そこで今回から、ウイルスとセキュリティ対策についてまとめたいと思います。

まずは コンピューターウイルス とは、どういったものなのかについて見ていきましょう。( 最終更新:2016年9月 )


コンピュータウイルスってなに?


一般的に コンピュータウイルス とは、パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末内に潜り込んで


悪さをする 不正なプログラム


のことを言います。

わかりやすく、コンピュータを家にたとえてみましょう。

誰か知らない人が、あなたの家に こっそり上がり込んで何かをするのを想像してみてください。

家の中にあるものを勝手に捨てたり、壊したり、知らない人に配ったり、盗んで持って帰ったりされると困りますよね。

こうした悪さをパソコンの中でするものの 総称 を


ウイルス


と言います。

厳密にはさらに細かく分けられるのですが、ここではわかりやすく 総称 として扱います。( 詳しくは記事の下で説明します。 )


たとえば、パソコンが ウイルス に感染すると、PC 内のファイルを勝手に削除したり、破壊したり、個人情報 や クレジットカード番号 を盗んだり、ウイルスの作成者が あなたのパソコンを遠隔操作できるようにするなどの悪さをします。

この原因となるものが ウイルス と呼ばれるものです。ここまではご存知の方も多いと思います。


では、このような悪さをする ウイルス の正体は一体なんだと思いますか?


わかりやすく 例 を挙げてみましょう。

たとえば、たくさんの人に人気のある 無料会計ソフトA があるとします。

しかし、誰かがこの 会計ソフトA の コード ( 設計図 ) を書き換えて、そのソフトを使うとパソコン内部のファイルが自動的に削除されるように罠を仕掛け、メール や Webサイト を使って無料で配布していたとしましょう。

そして、たまたま そのソフトを メール で受け取ったあなたが、便利そうだと思って何も疑わずにダウンロードして使ったとします。

すると、書き換えられた悪意のあるプログラム ( ソフトウェア ) が動き始めて被害に遭ってしまいます。この


“書き換えられて 不正な動作をする部分”


を ウイルス と考えるとわかりやすいと思います。

ここでは ソフトウェア の一部がウイルスというわけですね。


パソコン内部に潜り込んだ ウイルス は駆除されるか、ソフトそのものを削除しない限り居座り続けて悪さをしたり、勝手に増殖して被害を拡大させたりします。

これが生物学上の ウイルス に似ているので


コンピュータ ・ ウイルス


と呼ばれています。

ちなみに、ソフトA のようにウイルスを持ったファイルのことを


ウイルスに感染したファイル ( 宿主 )


といいます。

この 宿主 は感染する原因になるものですが、ソフトウェア以外にもさまざまなものがあります。

では、どのようなものがあるのか見ていきましょう。


ウイルスに感染する原因は?


感染の原因となるものは ソフトウェア 以外にもたくさんあります。たとえば、


  • jpg や gif などの画像ファイル
  • mp3 などの音楽や動画のファイル
  • Excel ・ Word ・ PDF などの文書ファイル


といったものも宿主になります。

しかし、実際には 画像ファイル や 動画ファイル に見せかけた名前にしているだけで、拡張子を見ると


  • プログラムが収められたファイルの 「 .exe 」
  • スクリーンセーバー用に使われる 「 .scr 」
  • バッチ処理ファイルの 「 .bat 」
  • VB Scriptの 「 .vbs 」


となっているものもあります。もっとわかりやすく言うと、


「 sample.jpg.exe 」


となっているわけですね。

画像だと思って開いてみたら、実は悪さをするプログラムだったという仕掛けです。

画像 や 動画ファイル だと思って気づかずに開いてしまって、感染するケースがあるので注意が必要です。( 参考:「EXEファイルをPDFに見せかける」、拡張子偽装のウイルスが猛威

この他にも、


Webサイト や 電子メール


を開いただけで感染するものもあれば、


USB メモリ ・ CD - ROM ・ SD カード


などを介して感染するものもあります。USBメモリ などの場合は物理的な接続ですから、インターネットに全く接続していない環境でも感染することがあります。


さらに、購入して使い始めたばかりのパソコンでも、Webブラウザ や OS の


セキュリティホール ( 安全上の欠陥 )


から感染してしまうケースもあります。

ちなみに、「 Webブラウザ 」 とは IE や Chrome、Firefox などのことで、「 OS 」 とは Windows ○ といったものです。


 つ ま り 、


ありとあらゆる 感染経路 が存在するので、きちんと対策をしておかなければ防ぐことはできません。

ウイルス に感染していても気づかないことも多いですし、気付いたころには既に何らかの被害が出ていることもあります。

たとえば、個人情報が流出したり、インターネットバンキングのアクセス情報が窃取されて不正送金の被害に遭ったりといったことですね。

この他にも、感染してしまうとウイルス付きのメールを大量に送信してしまうものもあります。この場合は、知人 や 友人、取引先 の方にも迷惑をかけてしまいますし、人間関係 を壊してしまうことにもなりかねません。

この逆も同じで、知り合いから送られてきたメールでも、ウイルスによって勝手に送信されたものであれば 危険 を伴うので、安易に メール や 添付ファイル を開いてしまうのは危険です。


このように いろいろと分かってくると対策が大変なように感じますが、ポイントを押さえて予防すればリスクを減らすことはできます。

そのためにも、


どのような危険が存在するのかを きちんと把握


しておくことが大切です。

ウイルスの 種類 によって 症状 や 感染経路 が異なるので、これらの特徴も理解しておくと ある程度対策がしやすくなります。( ※ 種類・症状・感染経路は厳密に分かれているわけではなく、一部または全体が共通しているものがほとんです。そのため、「 どの経路から、どのようなウイルスに感染するのか 」 を把握するよりも、感染経路と感染後のリスクを総合的に把握して注意しながら利用することの方が大切だと思います。 )


では次に、どのような種類の ウイルス がいるのかを見ていきましょう。


コンピュータウイルスの種類は?


一口にコンピュータウイルスと言っても様々な種類があります。

先ほどは、悪さをするプログラムの総称を 「 ウイルス 」 と一括りにして呼んでいましたが、厳密には


「 ウイルス 」 と 「 その他の仲間 」


に分類されます。代表的なものをあげると以下のようなものがあります。


  • ウイルス ( 宿主ありで感染 )
  • ワーム ( 宿主なしで感染し、複製&拡散 )
  • トロイの木馬 ( 拡散なしの乗っ取り型 )
  • ボット ( 犯罪に加担させる乗っ取り型 )
  • ロジックボム ( 条件が揃うと破壊活動を行う )
  • ルートキット ( 遠隔操作の通路を作成するための道具を送り込む )
  • エクスプロイト ( 脆弱性を攻撃 )
  • コンセプトプロウイルス ( 脆弱性を発見 )


そしてトロイの木馬は、機能ごとに以下のものに分類されます。


  • スパイウェア型 ( 情報窃取 )
  • ダウンローダー型 ( 他の不正プログラムを呼び込む )
  • ドロッパー型 ( 活動すると不正プログラムを生成し感染させる )
  • バックドア型 ( 不正侵入後の裏口 )
  • アドウェア型 ( 広告をポップアップで表示 )
  • ダイヤラー型 ( ダイヤル回線を勝手に変更 )


それぞれの違いについては次回の記事でまとめますので、そちらを参考にしてください。

ちなみに、これらの悪意のある ソフトウェア や コード の総称を


マルウェア ( Malware )


と言います。意味は、


Malicious Software ( 悪意のあるソフトウェア )


の略です。よく出てくる言葉なので覚えておくといいかもしれません。


コンピュータウイルスの概要についてはこんな感じです。ウイルスがどのようなものか、なんとなくわかっていただけたかと思います。

いまいちよくわからないという方も、読み進めていくと具体的に どのような危険があるのかが わかってくると思います。

次回は 『 ウイルスの種類と症状、その対策は? 』 です。


ウイルスを理解して、しっかり対策をしてみよう


  1. ウイルスってなに? お勧め
  2. ウイルスの 種類 と 症状、その対策は?
  3. ウイルスに感染すると どうなるの?
  4. ウイルス感染を防ぐ 対策方法は?
  5. マルウェアに絶対感染しない方法は?
  6. マルウェアに感染した時の対処法は?
  7. セキュリティソフトってなに?
  8. セキュリティソフトの選び方と注意点は? お勧め
  9. データを守るバックアップ方法は? お勧め

パソコンを賢く選んでみよう


  1. 初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点は? お勧め
  2. パソコン の種類と選び方は?
  3. OS の種類と選び方は?
  4. 各パソコン メーカー の特徴と選び方は?
  5. スペック構成を考えて、賢く選んでみよう お勧め




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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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