知らないと恥をかく一般常識の壁

ウイルス対策入門!感染した時の対処法は?


『 ウイルスに感染しても慌てずに対処してみよう 』


これまで コンピュータウイルス がどのようなもので、感染すると どのようなリスクがあるのかについて説明してきました。

そして、その対策についても触れてきましたが、どんなに対策をしてもウイルス感染を 100 % 防ぐことはできないことも理解していただけたかと思います。

詳しく学びたい方は、『 コンピュータウイルスってなに? 』 から読み進めると理解しやすいと思います。


では、万が一感染してしまった場合は、どのように対処すればよいのでしょう。

わからない方も多いと思います。

感染した際に被害を最小限に抑えるためにも、あらかじめ対処方法を把握しておけばスムーズに対応できると思います。

そこで今回は、感染した時の対処法についてまとめます。( 最終更新:2016年9月 )


ウイルスに感染した時の対処法は?


ここではパソコンを例に紹介します。

パソコンを使っているときに、送られてきたメールに添付してあるファイルを無暗に開いたり、Windows や ソフトウェア を更新せずに使い続けたりした際は、ウイルスに感染していないか注意を払うべきです。

最近はパソコンがウイルスに感染しても何も症状が現れずに、あなたに気づかれないようにして端末内の情報を流出させたり、犯罪行為に加担させたりするケースが多いので、いつもと同じように使えているからといって感染していないとは言い切れません。

もし、いつもより動作が重く感じたり、動作が不自然と感じた際は、念のため


ウイルス感染 ( マルウェア感染 )


を疑った方がよいでしょう。

この場合は、まず以下の手順でウイルス感染していないかの確認をするようにします。


  1. セキュリティソフトを最新の状態にする
  2. ネットワークから切断する
  3. セキュリティソフトで確認する
  4. セキュリティソフトで駆除する
  5. コンピュータを修復する


PC に異常が出たりするとすぐにパソコンを再起動 したくなるかもしれませんが、ウイルスに感染した状態で再起動すると、ウイルス が活動を始めることもあるので危険です。必ず ウイルスチェック から始めるようにしましょう。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。


1.セキュリティソフトを最新の状態にしよう


以前も説明しましたが、パソコンを 家 に例えるとセキュリティソフト は 警備員 のようなものです。

家にはたくさんの人 ( 情報 ) が出入りしますが、警備員は危険な人がいないかを絶え間なくチェックしていて、該当する人がいたら駆除してくれます。

チェックする際には、誰が危険なのかがわかるリストを使うのですが、このリストには 新種 の危険人物の情報が常に付け加えられていきます。

つまり、セキュリティソフトの運営企業が 新しいウイルスを見つけると、このリストに追加できるようになっているわけです。

この追加する作業を


アップデート


と言います。別の言い方をすると、


  • ウイルス定義ファイルを最新版にする
  • パターンファイルを最新の状態にする


といった表現をします。

まずは、この作業を行い最新の情報を手に入れるようにしましょう。


もし、セキュリティソフトを使っていない場合は、この機会に入れることをお勧めします。しかし、たくさんの種類があるので、どれがいいか迷われるかもしれません。その際は、




を参考にしてください。

無料体験版 なども選べますが、期限が切れてしまうと意味がありません。安全性を保つためにも早めに購入されることを お勧めします。


2.ネットワークから切断しよう


次に、ネットワークから切断します。

有線 LAN でインターネットに接続している場合は、まず LAN ケーブルを抜きます。無線 LAN で接続している場合は ワイヤレススイッチ をオフにします。

社内 LAN や家庭内 LAN のネットワークの場合も同様に遮断します。これはネットワークを介して他のパソコンに感染が拡大するのを防いだり、個人情報が漏えいするのを防ぐためです。詳しくは、




を参考にしてください。


3.セキュリティソフトで確認しよう


次に、セキュリティソフトを使って


ウイルス検索 ( フルスキャン )


をして、パソコン内に ウイルス がないかを確認をします。

社内 LAN や家庭内 LAN で複数のパソコンと接続している場合は、全てのパソコンの ウイルスチェック を行うようにします。

ウイルス検索の方法がわからない方は、各セキュリティソフトのサポートページを参照してください。


4.セキュリティソフトで駆除する


感染していた場合は、どのウイルスに感染してるのかが表示されます。ウイルスを把握し、対処法を確認してから駆除を行います。

駆除方法がわからない方は、各セキュリティソフトのサポートページを参照してください。

また、ウイルス感染の原因となった メール や ソフトウェア、ファイル などは削除します。ごみ箱の中に移動しても、そこから完全に削除するようにします。


駆除できたら ネットワーク への接続を戻して構いません。

しかし、ウイルスによっては駆除できないものもあります。これについては記事の下で説明します。


5.コンピュータを修復する


セキュリティソフト にはウイルスに変更されてしまった部分を修復する自動修復機能が付いているものがあるので、改変された部分の修復を行います。


6.再度アップデートと検索を行う


作業が終了しても、念のためもう一度アップデート と ウイルス検索 を行います。問題がなければ終了です。


では次に、駆除できなかった場合について見ていきましょう。


駆除できなかった場合はどうしたらいいの?


完全にウイルス駆除ができなかった場合は、


パソコンを初期状態に戻す


作業を行います。

つまり、購入したときの状態に戻すわけですね。この作業のことを


リカバリー


と言います。

リカバリーを行うと、あなたが作成したファイルや保存してあるデータ、メール、インストールしたソフトウェア、パソコンやブラウザの設定 などは全て消えてしまいます。

なので、作業を行う前に バックアップを取っておきましょう。(※ただし、ウイルスが感染しているファイルは除きます。)

では、以下に大まかな手順をまとめます。


  1. データを バックアップ する
  2. リカバリーをする
  3. パソコンの初期設定をする
  4. ネットワークに繋げる
  5. セキュリティソフトをインストールする
  6. バックアップデータを戻す
  7. ソフトウェアを最新の状態にする


それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。


1.データのバックアップを取ろう


バックアップとは、


消えては困るデータを別の記憶媒体にコピーして保存しておくこと


です。たとえば、


  • Excel や Word などの文書ファイル
  • メール
  • 写真などの画像ファイル
  • ブラウザの お気に入りデータ


など、消えては困るデータを万が一に備えてパソコン以外のところに保存しておくわけです。

パソコン以外の記憶媒体として使うのは、


  • 外付けハードディスク ( 外付けHDD )
  • クラウドストレージ
  • USBフラッシュメモリ
  • DVD や ブルーレイディスク


などを使いますが、なるべく容量の大きなものを選んでおくと作業も楽になります。

バックアップの際に注意しなければならないのは、


ウイルス感染しているファイルは保存しない


という点です。

せっかくリカバリーをしても、感染したファイルをまた PC 内に戻したら意味がなくなりますからね。

さらに詳しく知りたい方は、




でまとめましたので、こちらを参考にしてください。


2.リカバリーをする


リカバリー CD を使ってパソコンを初期状態に戻します。

リカバリーの方法は、パソコンの説明書に書かれているのでそちらを参照してください。

昔は購入時に リカバリーディスク ( CD / DVD ) が付属されていることが多かったのですが、最近は購入後に自分で作成するのが一般的です。

もし作成し忘れていたら、パソコンメーカーの Webサイト のサポートページで対処方法を確認してみましょう。

メーカーによってはリカバリー CD を購入できたり、有償で修復サービスを行っていることがあります。

リカバリーについては




でわかりやすくまとめましたので、こちらを参考にしてください。


3.パソコンの初期設定をしよう


リカバリーが終了したら、パソコンの初期設定を行います。購入後に初めてパソコンを立ち上げたときに行う作業のことですね。

電源を入れると設定画面が順番に表示されるので、それに沿って設定をしていきます。


4.ネットワークに繋げよう


ネットワークに接続します。

有線 LAN でインターネットに接続している場合は LAN ケーブルを差し込み、無線 LAN で接続している場合は ワイヤレススイッチ をオンにします。


5.セキュリティソフトをインストールする


まずはパソコンを守るために セキュリティソフト をインストールして、ウイルスの感染を防げる状態にします。


6.バックアップデータを戻そう


バックアップしていたデータをパソコンに移します。

安全も兼ねて、移動する前に全てのファイルをセキュリティソフト でチェックします。問題がないことを確認したら、パソコンへデータを移動します。

また、必要なソフトウェアなどもインストールして環境を整えます。

ちなみに、これらの作業を


復元


と言います。


7.アプリケーションソフトを最新の状態にしよう


Windows や ソフトウェア、ブラウザ を最新の状態に更新します。

Windows の場合は


Windows Update


がこれにあたります。

ソフトウェア や ブラウザ なども、最新の状態になっていないこともあるので、必ず更新するようにしましょう。

この作業はウイルス感染を防ぐことにも繋がるので忘れずに行うようにします。


ウイルス感染した時の対処法についてはこんな感じです。

再びウイルスに感染しないように、普段からどのような使い方に注意すればいいのかも把握しておくことも大切です。

詳しくは、前述で紹介した




でまとめましたので、こちらを参考にしてください。

次回は、『 セキュリティソフトってなに? 』 です。


ウイルスを理解して、しっかり対策をしてみよう


  1. ウイルスってなに? お勧め
  2. ウイルスの 種類 と 症状、その対策は?
  3. ウイルスに感染すると どうなるの?
  4. ウイルス感染を防ぐ 対策方法は?
  5. マルウェアに絶対感染しない方法は?
  6. マルウェアに感染した時の対処法は?
  7. セキュリティソフトってなに?
  8. セキュリティソフトの選び方と注意点は? お勧め
  9. データを守るバックアップ方法は? お勧め

パソコンを賢く選んでみよう


  1. 初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点は? お勧め
  2. パソコン の種類と選び方は?
  3. OS の種類と選び方は?
  4. 各パソコン メーカー の特徴と選び方は?
  5. スペック構成を考えて、賢く選んでみよう お勧め




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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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