知らないと恥をかく一般常識の壁

PCの基本!光ディスクの種類と性能の違いは?


『 光ディスクの違いを理解してみよう 』


前回の 『 光学ドライブってなに? 』 でも少し書きましたが、光ディスクには種類があり、それぞれ使い方も特徴も異なります。

この特徴をきちんと把握していないと目的に合った使い方ができません。また、ドライブを選ぶ際にも困ることになるので、まずはこの点についてきちんと把握しておきましょう。

そこで今回は、光ディスクの 種類 と 特徴 についてまとめます。( 最終更新:2016年9月 )


光ディスクの種類と性能の違いは?


家電量販店に行くと CD や DVD、あるいは Blu-ray などの


光ディスク ( メディア )


が売られているコーナーがあります。

行ったことのある方はわかると思いますが、いろいろな種類のメディアが売られていて、「 CD-R 」 とか 「 DVD+RW 」「 BD-RE 」 といった様々な名前を見ると思います。

でも、意味が分からないと、何がどう違うのかが さっぱりわかりません。まずはこの意味をきちんと理解しておく必要があります。

そこで、最初にメディアの種類を把握しておきましょう。まず、メディアは大きく以下の 3 つ に分かれます。


  1. CD ( 650 MB ~ 700 MB )
  2. DVD ( 4.7 GB ~ 8.5 GB )
  3. Blu-ray ( 25 GB ~ 50 GB )


ちなみに、「 GB ( ギガバイト ) 」 というのは 「 MB ( メガバイト ) 」 の約 1,000 倍 ですね。なので、


  • DVD ( 4,700 MB ~ 8,500 MB )
  • Blu-ray ( 25,000 MB ~ 50,000 MB )


となります。そして、ここから更に


  1. 読み込みができるもの
  2. 読み書きの両方ができるもの


に分かれていくのですが、この違いは 「 - 」 「 + 」 から後ろの部分を確認することでわかります。

たとえば、DVD+RW の場合は 「 +RW 」 の部分を見れば、何ができるのかがわかるわけですね。

これには以下の 10 種類 があります。


  1. -ROM ( CD / DVD )
  2. -R ( CD / DVD / Blu-ray )
  3. -RW ( CD / DVD )
  4. +R ( DVD のみ )
  5. +RW ( DVD のみ )
  6. -RAM ( DVD のみ )
  7. -R DL ( DVD / Blu-ray )
  8. +R DL ( DVD のみ )
  9. -RE ( Blu-ray のみ )
  10. XL ( Blu-ray のみ )


それぞれ 規格 が違うのですが、これらの特徴を把握しておくと選ぶ際もスムーズに選べるようになると思います。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。


1.-ROM ( Read Only Memory )


音 や 映像 などが記録されていて、それを視聴するためのメディアです。読み込み専用のメディアで、いわゆる音楽の CD や映画の DVD のことですね。


  • CD-ROM
  • DVD-ROM


などがこれに当たります。ちなみに、ROM とは 「 Read Only Memory ( 読み取り専用メモリー ) 」 の略です。何の略かを覚えておくと把握しやすいと思います。


2.-R ( Recordable )


データの読み書きができるメディアです。ただし、一度記録すると削除することはできません。そのため、削除しては困る仕事用のデータや、思い出の詰まった大切な 写真 や 動画 などを保存したいときに使います。

ちなみに、容量がいっぱいになるまで何度も書き足すことは可能で、


  • CD-R ( 700MB )
  • DVD-R ( 4.7 GB )
  • BD-R (25GB)


などがこれに当たりますね。なお、R の意味は 「 Recordable ( 記録可能な ) 」 の略です。


3.-RW ( Rewritable )


データの 「 読み書き 」 に加えて 「 書き換え 」 や 「 削除 」 もできるメディアです。削除が可能になるので、容量は小さいですが 外付け HDD や USB メモリ の代わりとしても使えますよ。


  • CD-RW
  • DVD-RW(4.7 GB)


などががこれに当たりますね。ちなみに、RW とは 「 Rewritable ( 書換え可能な ) 」 の略です。


4.+R


-R と同じです。ですが、作っているメーカーと使われている技術が違うので -R とは互換性がありません。つまり、規格が違うわけですね。

-R の後に作られたこともあり普及率は低いです。でも、これを選んではいけないということでもないんですよ。 ( 下で詳しく説明します )

ちなみに、このタイプは 「 DVD+R 」 というのはありますが、「 CD+R 」 というのはありません。


5.+RW


-RW と同じです。ですが、こちらも同様に作っているメーカーと使われている技術が違うので、-RW とは互換性がありません。

このタイプも 「 DVD+RW 」 というのはありますが、「 CD+RW 」 というのはありません。つまり、「 +R 」 「 +RW 」 は DVD のメディアにしか存在しないわけですね。


6.-RAM ( Random Access Memory )


-RW、+RW と同様にデータの読み書きと削除ができるメディアです。

違うのは 「 片面記録 ( 4.7 GB ) 」 と 「 両面記録 ( 9.4 GB )」 の 2 種類 があり、10 万回 以上の書き換えが可能なので RW よりも優れている点です。( RW は 1,000 回 以上です。 )

昔は カートリッジ ( ケース ) に入っていて、カートリッジごと機器に入れて記録していましたが、後に耐久性が上がったことでカートリッジの取り外しが出来るものや、安価なカートリッジ無しのものが出てきました。

でも、RW に比べると値段は高く、読み書きも遅いなどの難点もあります。このタイプも 「 DVD-RAM 」 というのはありますが、「 CD-RAM 」 というのはありません。




ちなみに、RAM とは 「 Random Access Memory ( 即時呼び出し記憶装置 )」 の略です。


7.-R DL ( Dual Layer )


-R と同じですが、違いは記録層を 2 層 にすることで容量を 約 2 倍 にしているという点です。

わかりやすく言うと、DVD-R は 1 枚 の記録層を 2 枚 のプラスチックの円盤でサンドイッチのように挟んで作っているのですが、DVD-R DL では 2 枚 の記録層を挟むことで容量を増やしているわけですね。

ただし、1 層式 に比べると読み書き速度が遅いのが難点です。なお、DL とは 「 Dual Layer ( 2 層式 ) 」 の略で、


  • DVD-R DL ( 8.5 GB )
  • BD-R DL ( 50 GB )


などのメディアがこれに当たります。




8.+R DL


-R DL と同様に、+R を 2 層式 にしたメディアで DVD+R DL ( 8.5GB ) がこれに当たります。

これまでに出てきたメディアと同様、-R DL とは互換性はありません。なお、上で紹介した -R DL はパソコンの DVD ドライブ への対応が遅かったため使えないドライブも多く存在しますが、+R DL は対応が早かったこともあり多くのドライブに対応しているのが特徴です。


9.-RE


-RW のブルーレイ版です。つまり、読み書きの他に書き換えや削除も可能なブルーレイディスクのことで、


  • BD-RE ( 25 GB ~ 50 GB )
  • BD-RE DL ( 50 GB )


がこれに当たります。




容量も大きくて便利なのですが、他のメディアに比べると価格が高いのが難点です。


10.BDXL


ブルーレイディスクの記録層を拡張したものです。従来の 1 ~ 2 層構造 ( 25 GB ~ 50 GB ) のものから、3 層 ~ 4 層 構造に変えることで容量を増やしています。

3 層 のものには、


  • BD-R XL
  • BD-RE XL


の 2 種類 があり、共に容量は 100 GB です。

4 層 のものには、


  • BD-R XL


があり、容量は 128 GB となります。


以上、10 種類の規格をざっくりと見てきましたが、光ディスクはこのように複数の種類に分類されているわけです。ここで重要なのは、


あなたが、どのメディアを使うのかによって選ぶべき光学ドライブも変わってくる


という点です。

たとえば、普段から DVD-ROM や DVD+RW しか使わないのに、ブルーレイ対応のドライブを搭載したパソコンを選ぶのは賢い選択とは言えません。購入費用も高くなりますし、持っていてもあまり意味がないですからね。

一方、職場のパソコンで DVD-R DL を使うことが多くて、自宅のパソコンでもこのメディアを使うのであれば、-R DL に対応したドライブを選ばなければなりません。

あるいは、自宅のテレビで DVD レコーダー や ブルーレイレコーダー を使って録画しているのであれば、どのメディアを使っているのかも考慮して選んだ方が、パソコンとの互換性を気にせずに使えるので困ることもないと思います。

このように、


普段どのようなメディアを使っているのかをしっかりと把握した上で、光学ドライブを選んでいく


のがポイントです。これができたら、次の 『 光学ドライブの種類と性能の違いは? 』 で、光学ドライブの違いを理解して選んでみましょう。


パソコンを賢く選んでみよう


  1. 初心者のPC購入!選び方のポイントと注意点は? お勧め
  2. パソコン の種類と選び方は?
  3. OS の種類と選び方は?
  4. 各パソコン メーカー の特徴と選び方は?
  5. スペック構成を考えて、賢く選んでみよう お勧め

インターネット回線も、賢く使ってみよう






スポンサーリンク



パソコン入門 | TB(-) | CM(-)
プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

訪問者数

携帯からご覧頂けます
QR
携帯でも閲覧できます。上のQRコードを読み取れば、携帯サイトに簡単アクセス!
スポンサーリンク