知らないと恥をかく一般常識の壁

ディスプレイの基本!輝度の選び方と注意点は?


『 輝度の違いを比較して選んでみよう 』


これまで薄型ディスプレイを選ぶ際のポイントについていくつか見てきましたが、目的に合わせて解像度や画素ピッチを比較して選ぶことで、よりきめ細かく、滑らかで美しい映像を楽しめることがわかっていただけたかと思います。

でも、ディスプレイの画質を左右するのはこれだけではありません。この他にもいくつかポイントがあるのですが、そのひとつに


輝度 ( きど )


というものがあります。

テレビを選ぶときには、「 輝度の高い方が高性能だから良い 」 といったことをよく耳にするのですが、この輝度とは一体どんなものだと思いますか?

これはパソコン用のディスプレイでも関係してくるのですが、名前を聞いただけでは よくわからないという人も多いかもしれません。 ← 私

この機会にきちんと理解しておくと、納得のいくディスプレイを選ぶのに役立つと思います。


そこで、今回はこの輝度についてまとめました。( 最終更新:2016年8月 )


輝度ってなに?


輝度とは、


ディスプレイの画面がどれくらい明るいのかを数値で表したもの


です。単位には


cd/m2 ( カンデラ毎平方メートル )


というものが使われます。

これは光がどれくらい強いのかを表したものなのですが、「 350cd/m2 」 とか 「 200cd/m2 」 といった形で表記されます。数値が大きいほど明るく、小さいほど暗いということを意味しています。


では、パソコン用のディスプレイとして使うのであれば、どれくらいの明るさが必要だと思いますか?

次は、このことについて見ていきましょう。


輝度を選ぶときの目安は?


これは目的によって変わってきます。

輝度が高ければ明るく綺麗に見えますし、画面に映し出される色も鮮やかになります。

写真や動画の編集を行ったり、映画などの動画やゲームを楽しむことを目的で選ぶのであれば、輝度の若干高いものを選ぶと良いかもしれません。


 た だ し 、


単純に輝度が高ければ綺麗に見えるというわけではありません。

たとえば、結婚式で友人達と集まって撮ったデジタル写真をディスプレイで見たとしましょう。

輝度が高ければ光が強くなるわけですから、純白のウェディングドレスは輝いて美しく見えます。

しかし、光が強くなると、周りの人たちが着ている黒の礼服も一緒に明るくなってしまいます。すると、薄い黒の安っぽい礼服を着ているように見えてしまうわけです。

本来は、白と黒の差がくっきりと見えたときに美しく見えるわけですから、こうした点も考慮して選ばなければならないわけです。

これを左右するのが


コントラスト比


と呼ばれるものです。

つまり、輝度とコントラスト比のバランスを考えて選ぶことが大切だということですね。

これについては 『 コントラスト比の選び方と注意点は? 』 でまとめましたので、こちらを参考にしてください。


一方、仕事やメールチェック、Web 検索 などを中心に使うのであれば、それほど高い輝度は必要ありません。むしろ低い輝度でも十分です。

なぜなら、輝度が高いと眩しくて目が疲れてしまうからです。

基本的にパソコン用ディスプレイはテレビなどとは違い、画面と自分との距離が近くなりますし、見るものも動画や静止画よりも文章などを読むことの方が多くなると思います。

個人差はあると思いますが、だいたい 40 ~ 60 cm の距離でギラギラした液晶テレビを眺めながら長時間文章を読んだとしたら眩しくて辛いですよね。

ディスプレイも同じで、明るすぎる状態で画面を見続けるのは目に優しいとは言えません。


また、どのような明るさの環境下で使うのかにも左右されます。

リビングのような日の当たる明るい場所で使うのであれば、それに合った輝度の高いのものを選んでおいた方が快適に使えると思います。


つまり、ディスプレイまでの距離や、使用する部屋の明るさ といった点も考慮して選ぶ必要があるわけです。

あなたが明るいリビングで、ある程度の距離を保って映画やゲームを中心に楽しむのであれば、輝度の高いディスプレイを選んだ方が くっきりと見えるので快適に使えるかもしれません。

しかし、多くの場合は近距離で文字を読むような使い方をするので、テレビのように高い輝度を備えたディスプレイは必要ないと言えます。

では、どれくらいの数値のものを選んだらいいと思いますか?


具体的な目安としては、光の強い屋外で使うときに必要とされる輝度は最低でも 300 cd/m2 とされているので、室内で使うのであれば


300cd/m2 以下


であれば十分だということがわかります。

そのため、一般的なディスプレイは 200 ~ 350 cd/m2 程度のものが多いです。

もし、あなたが輝度にこだわって必要以上に性能の高いものを選んでしまっても、目的に合わせて輝度を自分で調整することも可能なので心配はいりません。

このことから輝度の性能に関しては、あまり気にせずに選んでも困ることは少ないと思います。


ちなみに、私が今使っているデスクトップ用 PC のディスプレイの輝度は 「 250 cd/m2 」 です。

でも、仕事で使うときや Web 検索をするときはこれでも眩しく感じるので、輝度を 50 % ほど下げて使っています。つまり、「 250 cd/m2 」 よりもさらに低い輝度で使っているわけです。これだと長時間使っていてもあまり目が疲れません。

一方、映画などの動画を見るときは、輝度を 「 250 cd/m2 」 まで高くするようにしています。少し暗いようにも思えますが、個人的には十分な明るさだと感じています。

しかし、画質を重視して映画を見たい人や、動画や写真の編集などをすることが多いのであれば、この輝度だと物足りないかもしれません。

こういう場合は、余裕を持たせて高性能のものを選んだ方が快適に使えると思います。

一般的な使い方のみで選ぶのであれば、「 300 cd/m2 」 程度のものを選べば十分だと思います。


尚、多くのディスプレイには以下のようなモードが用意されています。


  • スタンダードモード
  • テキストモード
  • 映画モード
  • ゲームモード
  • フォトモード


目的に合わせてワンタッチで使い分けられるような設定が用意されていることも多いので、誰でも簡単に変えることができます。こうした点にも注意して選んでみると良いかもしれませんね。


実際にどのディスプレイにしようか輝度を確認しながら探してみると、いろいろなものが出てきますが、種類が多いので選ぶのも大変です。

そこで、個人的によさそうだと感じたものを輝度別に以下に挙げてみたいと思います。




こんな感じですね。

また、ブルーライトが気になる人は、ブルーライトカットの眼鏡も使用してみると良いかもしれません。

私も試しに 1 年 ほど使っていますが、使わないときに比べると目の疲れは軽減されているように感じます。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットも一緒に使うことが多い人は重宝すると思いますよ。




インターネットに接することの多い人は、こうしたものも使ってできるだけ目に優しい環境を整えてあげると良いかもしれませんね。


輝度についてはこんな感じです。

基本的に輝度はコントラスト比と一緒に考えるものなので、気になる方は 『 コントラスト比の選び方と注意点は? 』 も参照してください。


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プロフィール

rino

Author:rino
あなたには損をしないための最低限の知識がありますか?私は、勉強不足や経験不足から失敗したり、損をしたり、恥ずかしい思いをしたりしたことが多々あります。苦い経験を振り返ってみて気付いたことは、少しでも学んでおけばそうした経験は避けられたというシンプルなものでした。このブログでは、普段の生活の中で損をしないための情報を、できるだけわかりやすく紹介してみたいと思います。同じようなことで悩んでいる方がいらしたら、参考にしていただければ幸いです。

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